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ブックマーク / gendai.media (11)

  • ハマスの「イスラエル攻撃」で泥沼の構図に引きずりこまれた欧米諸国と「日本の取るべき立場」(篠田 英朗) @moneygendai

    終わりなき「対テロ戦争」:三つの戦争の構図の泥沼にはまる欧米諸国 ハマスによるイスラエル領内での凄惨なテロ攻撃に対して、イスラエルが苛烈な報復攻撃を始めた。ハマス(あるいは「ハマス等テロリスト勢力」)のテロ攻撃は凄惨であるだけではない。ガザ地区住民の生活を犠牲にして、イスラエルの過剰反応を引き出すことを狙った行為だと言わざるを得ない点で、極めて陰湿なものだった。 これに対してイスラエルが、自らも別の戦争犯罪行為を行うことを辞さない苛烈な態度でガザを攻撃し、地上軍を攻め込ませようとしている。ハマスを軍事的に圧倒することはできるだろう。しかしガザ全体を長期にわたって完全に平穏にして統治することは難しい。パレスチナ問題全体や周辺諸国との外交関係の悪化も避けられないだろう。イスラエルとの団結を示す欧米諸国は、共犯関係に入ることを辞さない覚悟を内外に示して、イスラム圏全域との関係悪化に陥る負の連鎖に

    ハマスの「イスラエル攻撃」で泥沼の構図に引きずりこまれた欧米諸国と「日本の取るべき立場」(篠田 英朗) @moneygendai
  • なぜ「日本人の給料」は全然上がらないのか? じつは「経営者」が最大の原因だった…!(加谷 珪一) @gendai_biz

    の賃金低迷が深刻な状況となっている。岸田政権はあの手この手で賃金アップを試みているが、目立った成果は上げられないだろう。賃金というのは政策ではなく企業の業績で決まるものであり、業績拡大を実現できるのは経営者だけである。ところが、日の上場企業経営者が置かれている環境は甘く、現状のままでは賃金は上がりようがない。 賃金が安いのは経営戦略に原因がある 日の実質賃金は過去20年にわたってほとんど横ばいの状態が続いている。同じ期間で諸外国の賃金は1.5倍以上に上昇したので、日と諸外国の差は広がるばかりだ。私たちが普段、消費する製品の多くは輸入で成り立っており、日だけ賃金が上がらないと、国民生活は窮乏する。 日の賃金が抜き差しならない状況になっていることから、岸田政権は賃金上昇を政策の主眼に据え、賃上げ税制の実施などを検討している。岸田政権が賃金に着目したこと自体は評価できるが、経済界に

    なぜ「日本人の給料」は全然上がらないのか? じつは「経営者」が最大の原因だった…!(加谷 珪一) @gendai_biz
  • 映画も大ヒット『きのう何食べた?』が教えてくれた、男性が「おじさんをこじらせない」方法(古豆) @gendai_biz

    「おじさんが楽しそうなのがかわいい」 大ヒットマンガ&ドラマ『きのう何べた?』が映画化され、大きな反響を呼んでいます。 わたしもこれまで、原作マンガ、ドラマと、シロさんとケンジをめぐる様々なエピソードに楽しませてもらってきましたが、今回の映画からも、あたたかい気持ちをもらったり、人生について考えさせられたりしました。 ところで、映画観賞後、SNSなどで感想を検索していて印象的だったことがあります。それは、 「おじさんが二人で楽しそうにしているのがかわいい」 といった趣旨の書き込みが多数見られたことです。 作に、どこか「好ましいおじさん像」を提示する側面を感じ取っている人が少なくないようなのです。30代の友人の男性の山さん(仮名)も、「シロさんって、自分の器の小ささを自覚してるところとか、人間関係でウジウジ悩んでるところとか、すごく素敵なおじさんだよね〜」と言っていました。 今回、映画

    映画も大ヒット『きのう何食べた?』が教えてくれた、男性が「おじさんをこじらせない」方法(古豆) @gendai_biz
  • 鉄道業界の衰退が止まらない…浮き彫りになった「3つの理由」(川辺 謙一) @moneygendai

    鉄道の現状は厳しい 日10月14日は、「鉄道の日」だ。148年前のこの日、我が国最初の鉄道が新橋・横浜(現在の桜木町)間で開業したことにちなんだ記念日である。 日では、新橋・横浜間の開業以来、鉄道のネットワークが徐々に広がり、全国を網羅する存在になった。このことによって、陸上交通の輸送効率が飛躍的に向上し、国内における人や物の流れが活発になり、沿線地域の産業が成長した。 つまり鉄道は、日にとってはたんなる交通機関ではなく、国家を近代化し、産業を発達させるけん引役だったのだ。それゆえ鉄道は、長らく国内交通の主役であり続け、人や物の流れが鉄道を中心に回っていた。 ただしそれは戦前までの話。それから70年以上経った現在、鉄道はどうも元気がない。利用者が少ない地方鉄道は存亡の危機に立たされている。たとえばJR北海道では近年、石勝線と札沼線の一部が廃止され、日高線と留萌線、根室線の一部の廃止が

    鉄道業界の衰退が止まらない…浮き彫りになった「3つの理由」(川辺 謙一) @moneygendai
  • 「現代の価値観で過去を裁くな」論のおかしさ〜BLM運動の「銅像破壊」を巡って(岩崎 稔) @gendai_biz

    Black Lives Matter運動のなかで、人種主義を唱えた歴史上の人物の銅像や記念碑などが破壊されることがあった。これに対して、日でもSNSなどで「現代の価値観で過去を裁くな」という発言が見られたが、こうした主張をどう考えればいいのか。東京外国語大学教授の岩崎稔氏が解説する。 銅像や記念碑に向けられた抗議 Black Lives Matter. 黒人の命も大切だ。こんな当たり前に見える要求が、コロナ禍で揺れる世界のなかで一大焦点となっている。しかしそれは「当たり前」などではなかった。ミネソタ州ミネアポリスでジョージ・フロイドさんが警官に首を8分間も押さえこまれて殺された事件は、いまも厳然と存在する人種差別の深い闇を照らしだした。 法や制度では形式的な平等を承認されているはずであるのに、実際には肌の色による差別が暮らしのさまざまな局面に根を張り、人生の可能性を執拗に塞(ふさ)ぎ続け

    「現代の価値観で過去を裁くな」論のおかしさ〜BLM運動の「銅像破壊」を巡って(岩崎 稔) @gendai_biz
  • 厚生労働省のITシステムは、なぜこうも不具合が多いのか?(野口 悠紀雄) @gendai_biz

    政府のオンラインシステムには問題が多いが、厚生労働省の現状は眼を覆わんばかりだ。 雇用調整助成金のオンライン申請は2カ月半もストップしていた。 感染者情報収集システムHER-SYSは、自治体からそっぽを向かれている。 接触確認アプリCOCOAで通知を受けても、保健所の体制が追いつかない。 病院に物資を配分するシステムが機能しない。 こうなるのは、システムの発注者たる厚労省が評価能力を持たず、丸投げしているからだ。 2ヵ月半ストップ、雇用調整助成金のオンライン申請 「厚生労働省が運営する雇用調整助成金のオンライン申請が8月25日から再開された」とのニュースを見て、びっくりした。

    厚生労働省のITシステムは、なぜこうも不具合が多いのか?(野口 悠紀雄) @gendai_biz
  • どうする孫正義…ソフトバンクに「スーパーアプリ」が期待できない事情(岡村 聡) @moneygendai

    ヤフーとラインの「スーパーアプリ」は誕生するか? 2019年11月にヤフーとLINEの統合という日のテック市場において史上最大ともいえるディールが電撃的に発表されました。 今回はこのディールについて、グローバルテック市場における意味合いについて探っていきたいと思います。 日の報道ではこの両社の合併によりスーパーアプリが誕生し、さらには海外展開の強化が図られるというトーンでしたが、私を含めて周囲の業界通たちの大半は懐疑的です。 そもそも日には現状スーパーアプリはもちろん、その候補すらない中にあって、海外、特にアジアのアプリを使い倒していないとスーパーアプリと言われてもどんなものかイメージできないでしょう。 その点、東南アジアにはGrab(グラブ)という日に比肩するものが無い生活のあらゆるシーンに浸透したアプリがあって、私やと子供、メイドを合わせてコンスタントに毎日10回以上は使って

    どうする孫正義…ソフトバンクに「スーパーアプリ」が期待できない事情(岡村 聡) @moneygendai
  • 働く妻と専業主婦の「幸福度格差」が示す、日本社会の厳しい現実(佐藤 一磨) @gendai_biz

    「働く」と「専業主婦」どちらの幸福度が高いか 働くと専業主婦、どちらが幸せなのだろうか。 この疑問を筆者の周りにいる既婚女性に聞くと、その立場によって、答えは大きく変わる。 例えば、正社員で働く既婚女性に聞くと、多くの場合、「専業主婦の方が絶対幸せ」と答える。彼女たちによれば、その理由は、専業主婦だと「仕事をしながら子育てや家事をする」必要がないからだという。とくに子供を持っている正社員の既婚女性にとって、働きながら家事も育児もやるのは当にしんどく、何かを諦めなければならないと言われる。 一方で、自分の稼いだお金でモノが買えるといった点や子どもの教育お金をかけることができるといった点がメリットだという声も聞く。 これに対して、専業主婦の方に聞くと、「子どもの成長を近くで見られるのはすごく充実して幸せを感じるけど、仕事でバリバリ働き、社会で活躍している女性を見ると少し羨ましい」と言わ

    働く妻と専業主婦の「幸福度格差」が示す、日本社会の厳しい現実(佐藤 一磨) @gendai_biz
  • 超越の棋士・羽生善治との7年間の対話で分かったこと(高川 武将) | 現代ビジネス | 講談社(1/6)

    ノンフィクションライター・高川武将が、将棋界の孤高の天才・羽生善治を7年にわたって取材した『超越の棋士 羽生善治との対話』を上梓した。 羽生への濃密なロングインタビュー「七番勝負」に加え、羽生と死闘を繰り広げて きたライバル棋士たちの物語を収録した大著。 「諦めることも大事。突き詰めちゃいけないんです」「将棋に闘争心はいらない、と思っています」「人並みに欲はあります……のんびりしたいとか」 40代後半になったいまも、藤井聡太ら若手強豪の挑戦を受け続け、10月11日開幕の 第31期竜王戦七番勝負で前人未踏のタイトル100期に挑む。そんな「超越の棋士」の 肉声は、なぜか聞く者に芯からの癒しを与える――。話題の書の冒頭部分を、特別公開する。 寝癖髪の絶対王者 それは、羽生善治が永世七冠という大偉業を達成するおよそ2ヵ月半前の、平穏な一日のことだった──。 平日午前中の出発ロビーは、行き交う人も

    超越の棋士・羽生善治との7年間の対話で分かったこと(高川 武将) | 現代ビジネス | 講談社(1/6)
  • 在日コリアンのライターがクルド人取材で痛感した「らしさ」という罠(金村 詩恩) @gendai_biz

    に住むクルド人たちに話を聞いた クルドの人たちはゴールデンウィークとお盆の季節になるといくつかの家族で河原に行って、バーベキューをするらしい。 前日から一家総出でバーベキューの仕込みが始まる。パンを焼くのは女性の仕事で、ひき肉を大きなタライでこねて、肉団子を作るのは男性の仕事だそうだ。 私が「そのバーベキューはどこでやるんですか?」と聞くとクルド人支援をしている地元の女性は「県内だよ。県外に出るためには入管に届け出を出さなくちゃいけないから」と答えた。 私はこの話を聞いて「クルド人らしさ」を感じた。 埼玉県の蕨駅近くに「ココシバ」というブックカフェがあり、近所に住んでいるクルド人のお母さんたちから教えてもらったというスイーツを出している。そこのスイーツをべた私は蕨に住むクルド人たちに興味を持ち、取材を始めた。 まず、最初にクルド人の支援を行っている地元の女性に取材を行った。冒頭に書い

    在日コリアンのライターがクルド人取材で痛感した「らしさ」という罠(金村 詩恩) @gendai_biz
  • クレジットカード、銀行口座、ATM…「頭のいい人」はこう使う(新屋 真摘) @moneygendai

    無駄づかいはしていないのに、なぜかお金が貯まらない……。その原因は、あなたが意識していない日常の「ちょっとした支出」にあった。現役ファイナンシャルプランナーで、『シンプルにお金を貯める・増やす・使う』の著者でもある新屋真摘氏は、そうした支出を防ぐために、「クレジットカード」「銀行口座」「ATM」を上手に使うことを勧める。新屋氏に、その具体的な方法を教えてもらった。 「お金の流れ」をシンプルにする 貯蓄体質を作りたいなら、まず第一にお金の流れをシンプルに保つことが必要です。お金は、自分が把握できるシンプルな流れの中を通るよう、調整しておかないと、するするとどこかへ流れ出て行ってしまいます。 たとえば、こんな経験がある人はいませんか。 通帳を印刷したら、記憶にない引き出し記録が何回も載っている(しかも取り扱い時間外で高い手数料がかかっている)、クレジットカードの引き落としが多くて驚いたが、明細

    クレジットカード、銀行口座、ATM…「頭のいい人」はこう使う(新屋 真摘) @moneygendai
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