こちら、アーティストのケイレブ・ラーセンさん作による『欺瞞と虐殺のための道具』は、名前ほどおそろしいシロモノではありません。 ただ、アテにならない存在だってことは間違いなさそうです。この作品は、内蔵のイーサネット・ジャックを通じてeBayに接続し、この作品自体を自動で出品し続けるのです。 また、この作品は、一度落札された後も、同じ持ち主のところにずっととどまることはありません。10分に1回サーバーをチェックし、自分がeBayに出品されているかどうかを確認しています。で、もし出品されていないことがわかった場合、新規にオークションを開始し、自分を売りに出してしまうのです。 念のため言うと、この作品は単にコンセプトだけがあるのではなくて、現在も実際にeBayに出品され、次々に新たな持ち主に落札されているのです。現状どうなっているかは、こちらで見ることができます。 この記事執筆現在の価格は4250