5月23日のヤクルト戦でプロ初先発を果たした大谷翔平 日本ハムの大谷翔平選手が、ついに投手として一軍のマウンドに上がりました。結果は5回を投げ、被安打6、奪三振2、四球2、失点2。最速157キロをマークするなど、「さすが大谷翔平」と思うところはあったのですが、昨日のピッチングを見る限り、明らかな準備不足の感は否めませんでした。まだ、絶好調の時の感覚に戻っていないと思います。 昨日の試合で気になったのは、体の使い方です。横ぶりになってしまって、腕が頭から離れてしまう投げ方になっていました。あの投げ方だと、いい球がいってもバッターからすればあまり怖さはない。特に、左バッターは見やすかったんじゃないでしょうか。それに、シュート回転しやすい。昨日はたまたま、そのシュート回転がいい形ではまりましたが、もし大谷選手の球筋がシュート回転だとわかると、各球団の対応も変わってくるだろうし、もっと厳しくなると
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