平昌オリンピックでスキーハーフパイプ競技に出場した、ハンガリー代表のエリザベス・シュワネイ選手(33)が話題だ。何の大技も出さずに 「ただ安全に滑るだけ」に徹した彼女はもちろん最下位に。 素人同然の滑りを見せた彼女だが、一体どうやってオリンピックに出場できたのか。 アメリカ人のシュワネイ選手は、幼少時代からオリンピックの舞台に立つことに憧れていた。 しかし自分の実力では到底叶わない夢だった。そこで彼女は「スキーを上達させて世界に挑む」のではなく「オリンピック出場のための条件を揃える」こと へと頭を切り替えたのだ。 オリンピック出場を果たすには、各国で開催される世界大会で「30位以内に複数回入賞する」ことが条件だ。そのためシュワネイ選手は参加者が30名に 満たない世界大会にだけ絞って参加し、オリンピック出場条件をクリアしてみせたのだ。 シュワネイ選手はいつも技を決めずにコースではただ滑るだけ