▲アンスティチュ・フランセ東京の2階で展示中。『アウターワールド』以外にも、近作や初期作品なども見られる。ロトスコープ(実写映像をトレースしてアニメーションを起こす手法)に使った小道具なども展示されている。レアすぎるよ! 20年後もいまだに語られるカルト・クラシック『アウターワールド』 というわけで議論の内容を紹介する前に、一応『アウターワールド』について紹介しておこう。 日本でもスーパーファミコンや3DO向けにリリースされた『アウターワールド』(英題:Another World/Out of This World)は、1991年に発売されたアクションアドベンチャーゲームだ。ポリゴングラフィックによる映像で、テキストやセリフによる説明がほとんど行われずに進んでいく異世界での冒険は、影響を受けた作品やフェイバリットに挙げるクリエイターも多い。 とにかく主人公がやたらと死ぬゲームで、プレイヤー
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