そこそこ寒い朝、妻が投票所へ行ってきた。 日本でもメディアがこぞって伝えている中間選挙。通例としてこの選挙は、政治にバランスを求める有権者が野党を勝たせることが多いうえ、トランプの影響力の大きさを加味すると民主党の勝利はおぼつかず、そこにたいして期待はしていない。 妻は共和党支持の家庭で育ち、どちらかといえばそっちのシンパとして成人したが、共和党がトランプ党(具体的には企業経営者の利益誘導団体)に堕してしまったいま、積極的に投票する理由が見つからず、大統領選と同じく民主党に投票した。 それだけではなかった。連邦議会のほか地域運営に関する投票も行われていた。アーリントン郡委員会の1議席と教育委員長を選ぶほか、郡のお金の使い方についても支持・不支持を表明するのだ。 ◆地下鉄・道路の整備 5263万ドル(約76億円) ◆公園・リクリエーション設備 2246万ドル(32億円) ◆裁判所・警察署など