紀伊国屋書店は7月21日、今秋に予定しているコンシューマー向け電子書籍配信の参入に向けて「電子書籍準備室」を7月1日付けで発足したと発表した。 東京都目黒区の本社内に発足。今年9月に公開予定のiPhone/iPad向けアプリや、今秋スタート予定の電子書籍販売サイト「Kinokuniyaストア」(仮称)の立ち上げなどにあたる。電子書籍の作成・収集に向けて出版社への働きかけも行っていく。
ソフトバンクモバイルは、HTC製のAndroid 2.1搭載スマートフォン「HTC Desire X06HT」の予約受け付けを7月29日で終了する。購入希望者は29日までに予約をするよう、ソフトバンクショップなどで案内が始まった。29日の営業終了後は予約の受け付けは行わず、予約分の出荷をもって販売は終了する。 HTC Desire(X06HT)は、4月27日に発売された、ソフトバンクモバイルとしては初のAndroidスマートフォン。タッチパネル対応の3.7インチ有機ELディスプレイや1GHz動作のSnapdargonプロセッサを搭載したハイスペックモデルで、Googleが販売した「Nexus One」とほぼ共通の仕様を持っている。 国内では発売当初から品薄が続いており、店舗によってはほとんど入荷しなかったところもあるようだ。ソフトバンクモバイル広報部によると「想定を上回る人気で、ずっと品薄
Twitterの勢力が急拡大する中、ミクシィが対抗策に乗り出した。 ミクシィの笠原健治社長は7月31日、SNS「mixi」上で実験サービスとして提供している、Twitterに似た機能「みんなのエコー」を今後、正式サービスに格上げし、日記と並ぶコミュニケーションツールとして提供する計画を明かした。APIの公開も検討している。 Twitterは、140文字までの短いテキストを投稿し、ユーザー同士でゆるくつながるサービス。SNS的な要素も含んでいるため、「Twitterを本格的に始めて、mixiにあまりログインしなくなった」というユーザーも増えてきている。 笠原社長は、Twitterが勢力を増していることを認めながらも、エコーを強化することでユーザーをつなぎとめていく考えだ。 エコーは、150文字までのコメントを投稿でき、自分の書き込みと、マイミクシィ(マイミク)の書き込みを時系列順に表示するサ
短く切ったブロンドヘア、赤いスチールフレームの眼鏡、緑色のTシャツ。ジーンズのひざには、真っ黒なA4のThinkpad。やせた白人男性が、静かにキーを叩いている。 渋谷のホテルの一室。一心にプログラミングするこの青年は、「DVDヨン」と呼ばれている。本名はヨン・ヨハンセン、25歳。ノルウェー出身の世界的に有名なハッカーで、DRM破りの代名詞ととらえられることもある。 15歳の時、DVD-Videoのアクセスコントロール技術をクラックし、ノルウェー検察当局に著作権法違反で起訴された。その後もiTunesのDRM「FairPlay」を破ったり、iPhoneを回線契約なしで使えるようにしたり――Apple製品のDRM破りでも名をはせた。 ソファに座って静かにプログラミングする彼は、攻撃的なハッカーには見えない。話しかけると人なつっこい笑顔を見せ、早口で丁寧に答えてくれる。話がとぎれるとノートPC
左から朝日新聞社の大西弘美デジタルメディア本部長、同社の和気靖デジタルメディア担当、CBS Interactiveインターナショナル部門責任者のアダム・パワー氏、シーネットの神野恵美社長 朝日新聞社と米CBSのWeb部門でIT情報サイト「CNET」などを運営するCBS Interactiveは7月1日、「CNET Japan」などの事業を朝日新聞社が継承することで合意したと発表した。同サイトなどは9月1日以降、朝日新聞社が運営する。 朝日新聞社はCBS Interactiveの日本法人・シーネットネットワークスジャパンのメディア事業を継承。「CNET」「ZDNet」などに関するライセンスを結ぶ。CNET Japanや「ZDNet Japan」、ゲーム情報サイト「GameSpot Japan」、鉄道関連情報サイト「鉄道コム」などの日本語サイトを継承する。 事業継承の具体的な形は「最終調整中」
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愛車に動画カメラを載せてドライブの様子を撮影する「車載動画」が、ネット上でひそかなブームになっている。撮影した動画は「ニコニコ動画」(ニコ動)にアップして公開するのが主流だが、「Ustream」でドライブ中にライブ配信する人も。視聴者は見知らぬ土地をドライブした気分になれる。 ニコ動で検索すると、「車載動画」は4800本以上がヒット(6月23日現在)。車載動画を愛し、動画を配信する人たちのコミュニティーは「車載クラスタ」と呼ばれ、動画をまとめたサイトや、地図サービスと組み合わせた「今ココなう!(β)」といった専門サイトも登場。オフ会も盛り上がっている。 ニコ動に投稿された車載動画を見てみると、車窓の風景がただ淡々と流れているだけだ。だが「自分では走れないような道を走っている様子を、運転者の目線で見られることが魅力の1つ」──と、今ココなう!を開発したフリープログラマーの藤田信之さんは話す。
ナイン・インチ・ネイルズ(NIN)といえば、アルバム無料ダウンロードやツアービデオのBitTorrent配信などWebを活用しているアーティストとして知られているが、フロントマンのトレント・レズナー氏がソーシャルネットワーキングサイト(SNS)をやめると宣言した。 レズナー氏は公式サイトのフォーラムへの6月10日の書き込みで、「SNSをやめる。大局的に見れば益よりも害の方が多いし、これまでの(Web活用の)実験の結果は出たようだから。バカが支配している」と述べている。 同氏はWeb活用の実験を始めた理由として、従来のレーベルのインフラと決別して、Webという新しい世界で何をすべきかを見出すに当たって、「コミュニティーと交流し、彼らの欲しいものを知るためには、自分自身がその世界に没入する必要がある」と考えたからだと語っている。Twitterで本当の自分を見せたときには、イメージと違っていてが
「みんなが想像するような“未来のテレビ”は、近い将来に実現できる」――プレイステーション生みの親で、ソニー・コンピュータエンタテインメント名誉会長の久夛良木健氏は、3月20日に開かれた「テレビの未来」セミナーでこう語った。 セミナーは、アスキー総合研究所とワイアードビジョン、慶応義塾大学大学院メディアデザイン研究科が主催。久夛良木氏とAV評論家の麻倉怜士氏をゲストに招き、アスキー総研の遠藤諭所長が司会した。 久夛良木氏と麻倉氏はともにAVマニアでテレビ好き。久夛良木家のリビングには70インチの「クオリア」があるほか、200インチサイズを含め7台のプロジェクターがあるという。麻倉氏は、そんな久夛良木氏の「コンシェルジュ」。おすすめのBlu-ray Discなどを紹介しているそうだ。 そんな2人が夢見る未来のテレビとは――久夛良木氏は、膨大な映像コンテンツがネット上のサーバに蓄積され、自由に検
女児向けアニメの掲示板で、“大きなお友達”同士が激論――東映アニメーションは、アニメ「フレッシュプリキュア」公式サイトの掲示板を一時閉鎖した。「誰もが利用できる掲示板から外れていた」ためという。 フレッシュプリキュアは、幼稚園・小学校に通う女児をターゲットにしたテレビアニメで、中学生の女の子が「プリキュア」という戦士に変身し、悪に立ち向かうというストーリー。女児向けアニメを好む大人の男性にも人気だ。 掲示板には、「たくさんかきこんでね!」とひらがなで書かれ、漢字にルビが振ってあるなど、女児向けを意識して作られているようだが、書き込んでいたのは多くが大人の男性ファンとみられる。 感想や応援メッセージのほか、作品に批判的な内容を長文でつづったものや、「こんなシーンがあればイイナ!」と題して見てみたいシーンを詳細に書き込み、一部のユーザーだけで盛り上がっているケースもあり、ユーザー間で「不適切な
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「機動戦士ガンダム」の監督として知られる富野由悠季さんが10月27日、「東京コンテンツマーケット2008」(独立行政法人・中小企業基盤整備機構関東支部主催)のトークセッションに登場し、「プロフェッショナル・クリエイターの条件」というタイトルで自らの“プロ論”を披露した。 「自分流の言葉づかいしかできなくて本当に申しわけない」と言いながら、集まったクリエイターに刺激的な言葉を投げかける富野さん。セッションは、コンテンツ関連のコンサルティングを手がけるQPRの清田智社長との対談形式だったが、事実上富野さんの独演会だった。 「コンテンツ」という言葉はおかしい セッションのタイトルは「プロフェッショナル・クリエイターの条件」ですが、これは無理やりつけたタイトル。ここにいる人(コンテンツマーケットの出展者など)はプロクリエイターの条件を満たしてますから。ぼくみたいなロボットアニメの専門家がぐだぐだ言
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先週発表されたAVCHDフォーマットは、センセーショナルな受け止められ方をしたようだ。筆者もつい先日、コンシューマーのビデオカメラ事情と技術予測を行なったばかりであるが、この件に関しては全く知らなかった。 以前のコラムではH.264採用のビデオカメラの出現までは予測していたが、DVDメディアを使ってHD映像を記録するというのは、戦略的にタブーであろうと考えていた。その理由の一つは、そもそもDVD Videoフォーマット、あるいはDVD VRフォーマット内でハイビジョン解像度の映像を記録するのは、規格外だからである。 一部ソニーのVAIOでは、HDVで記録した映像をデータとしてDVDメディアに記録する「HDディスク」という独自規格のものを作成することはできた。だが当然通常のDVDプレーヤーなどでかかるわけもなく、再生はPCでしかできない。 もう一つの理由は、安価なDVDメディアでHD記録がで
さてHDTVの魅力といえば映画スクリーンのような16:9という画角も魅力の1つとなっているわけだが、1080iのピクセル数である1920×1080も、綺麗に16:9の比率になっている。 先日、パナソニックがフルHD解像度のプラズマテレビを発表して話題になったが、多くの人はこの「フルHD」という言葉にピンと来なかったのではないだろうか。元々規格上は1920×1080ピクセルなんだから、それどおりのテレビが出たから何だ、というのは当然の疑問だ。 まずそれには、現在のハイビジョン対応と言われているテレビの解像度が、実は1920×1080ピクセルないということを知る必要がある。今回のパナソニックのように敢えて「フルHD」とうたわない限り、ほとんどのテレビでは1366×768のパネルを使っているのである。 この数値は、縦横比としては16:9に限りなく近いが、きちんと割り切れる数字ではない。また本物の
ライブドアは7月24日、無料のWebメールサービス「livedoorメール」で8月中旬から、Gmailのシステムを採用すると発表した。livedoor IDによる認証システム、メールアドレス、ロゴのみ同社のものを残し、サーバの提供から運用、サポートまでGoogleが担当。ユーザーインタフェースもGmailとほぼ同じになる。 「Webメールはコストがかかるが収益化できない。だが一度始めた以上、やめるわけにもいかない」――Gmail採用の最大の理由は、無料で利用できるというコストメリットだ。背景には、直近の黒字化を目指している同社の台所事情がある。 「ギガメーラー」で容量競争の口火を切ったが…… 「livedoorメール」の前身である「livedoorギガメーラー」のオープンは2004年7月。Googleが1Gバイトのメールサービスを発表して世間を騒がせた3カ月後に、国内で初めて1Gバイトのメ
インターホン最大手のアイホン(名古屋市)はこのほど、同社の商標が米Appleの携帯電話「iPhone」と類似している点について、Appleと協議していると発表した。 アイホンは、国内では「アイホン」、米国をふくむ海外では「AIPHONE」の商標権を取得して製品を販売している。6月のiPhone発売以降、報道を見た消費者などから同社に問い合わせが相次いだといい、混乱を防ぐ目的で、両社で協議していることを発表した。 協議内容について「守秘義務があるので、具体的には話せない」としている。 アイホンは家庭用・業務用のインターホンやドアホンなどを手がけ、2007年3月期の連結売上高は413億円。東証1部・名証1部上場。 iPhoneの商標をめぐっては、米Cisco SystemsがAppleを提訴し、その後和解している。
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