■川上氏の危機意識 (株)KADOKAWA・DWANGOの川上量生会長はこのところ人工知能に強い関心を抱いていると見えて、自分で研究するだけではなく、研究所を設立するなど、人工知能が席巻するであろう未来への対処方法を真剣に考えている様子が伺える。そして、しばしば強い懸念を口にしている。近頃人工知能について懸念を表明する著名人は増えて来ているが、川上氏の場合は、『2045年』のようなロングレンジの話だけではなく、5〜10年程度で確実に起きてくるであろう現実に対する懸念にも言及し、かつ対処方法としての自らの事業/ビジネスの展開についても併せて語るため、切迫した危機意識がより現実味を持って伝わって来る。ごく最近のインタビュー記事も、タイトルからしてかなり刺激的だ。 人間は終わるんですよ、その中で生きていくしかない - 日経テクノロジーオンライン それとは別に、総務省主宰の『インテリジェント化が加