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ブックマーク / satoshi.blogs.com (7)

  • 特許庁のシステム開発が破綻した本当の理由

    特許庁と東芝の新システム開発契約打ち切りについて、なぜこの開発プロジェクトが破綻したのかについて私なりの解説をしようとバックグラウンドを調べたところ、調べれば調べるほど、この問題の根底には(1)コスト意識が欠如し自分たちが「公僕」であることを忘れてしまった霞ヶ関官僚、(2)霞ヶ関から流れて来るお金にたかる IT ゼネコン、(3)そのお金の流れに対する影響力を利用して票を稼ぐ政治家、という原子力業界と全く同じような構図があることが明らかになり、ウンザリしてしまった。 破綻の原因は、ソフトウェア・アーキテクチャやプロジェクト・マネージメントにあったのではなく、「競争原理が正しく働かない社会構造」そのものにあるのだ。これではうまく行くはずがないし、たとえうまくいったとしてもやたらと高くつく。 そもそも破格だと言われた99億円という落札価格も、私から見ればどうみても高すぎる。特許庁のシステムであれ

    特許庁のシステム開発が破綻した本当の理由
    tetzl
    tetzl 2013/01/07
    闇のプログラマー()がいればコテンパンである
  • Life is beautiful: 優秀なナースがいるとシステムがなかなか改善されないという話

    「Why hospitals don't learn from failures(なぜ病院は失敗から学ばないのか)」という論文を読んでなるほどと思う部分があったので、ここにメモ代わりに書いておく。 この論文の筆者(TuckerとEdmondson)は、医療ミスがなかなか減らない原因を探るために、全米の10の病院を長期間に渡って調査・研究したのだが、その結果判明したのは、「システムの改善」という観点からは、ナースの優秀さと勤勉さが逆効果になっているという皮肉な話。 「優秀なナース」の定義はどこでも同じで、「目の前の患者が必要としているものを、あらゆる障害を乗り越えていち早く提供する」こと。取り替えるべきシーツが不足していれば別の階に走って行って調達してくるし、新米のナースのミスにはいちいち噛み付くこともなくそのミスを取り繕う。そんなナースたちにとっては、その手の「不具合」や「障害」は避けられ

    tetzl
    tetzl 2012/11/10
    およ、ブクマしていなかった。看護師に限らずどの業種でもありえるというか、まさに自分がとりあえずなんとか、って動いてしまっている気がする。
  • 放射性物質の風が吹くと「えせ科学屋」が儲かる

    原発事故が起こり、大気中に放出された放射性物質が風にのって広範囲に広がる 政府が事故の影響を最小限に見せようとし、「もう人が住めない地域」があることを素直に認めない 御用学者が科学的に根拠のないことを言い始める(100ミリシーベルト以下の被曝では健康に影響はない。プルトニウムは飲んでも大丈夫、など) 国民が政府と科学者の言う事を信頼しなくなる 地域住民が自主的に除染をしようとするが、通常の除染方法はコストも時間もかかる そこに「撒くだけで除染ができる」魔法のようなEM菌を売る業者があらわれる 科学者は、EM菌の除染効果は疑わしく、科学的根拠もないと主張する 科学者すらも信じられなくなった住民は藁にもすがる気持ちでEM菌を買う ちなみに、EM菌とは、自然農法のための土壌改良用に開発された微生物群のこと(Effective Microorganisms=有用微生物群)。土壌改良に関してはそれな

    tetzl
    tetzl 2011/11/18
    大筋には同意なんだけども3.のところを読む限りそれなりに「理科系」の人でも気をつけてないと「えせ科学屋」に結果的に加担してしまうのが難しいところなんだと思うんだ
  • 「空気に支配される大人」にはならないで欲しい

    「孫正義ソフトバンク社長が、経団連の理事会に出席し、経団連が一致して決議しようとした原発再稼働への賛成・推進に対して、反対し、執行部の姿勢を強く批判した」と報道されている(参照)。いかにも孫さんらしい行動だが、問題視すべきなのは、300社以上の出席者からは、孫社長の意見に対する反論も同調する意見もなかったという点。 経団連を牛耳る原発推進派の企業により「満場一致で原発再稼働に賛成する」という空気が作られるなか、その「空気作り」が許せなかった孫社長が真っ向から反対したが、残りの「空気が読める、空気に支配される大人たち」は黙ってしまったのである。 この状況は、学校で「いじめ」が起こった時に、一部のいじめっ子たちにより「あの子はいじめて良い」という空気が作られた時に他の生徒が黙認してしまう(そして、結果としていじめる側に回ってしまう)状況に似ている。そんな空気の中で「こんないじめは良くないよ」と

    tetzl
    tetzl 2011/11/16
    「問題視すべきなのは、300社以上の出席者からは、孫社長の意見に対する反論も同調する意見もなかった」先頭切って反論できる会社があるとすればどこだろうな
  • エンジニアの役割

    技術評論社の WEB+DB PRESS に連載中のコラムが新しくウェブで公開されたので、ぜひとも読んでいただきたい。 エンジニアの魔法の手〜面白いプロジェクトの関るには このコラムで一番注目していただきたい部分は、以下の一節。 自分が関わっているプロジェクトの方向性がおかしいと思ったら,自分がどんな立場にいようと強く主張すべきだ。会社はそんなエンジニアを必要としているし,当に会社のためになるのであれば必ず耳を傾けてもらえるはずだ。「そうは言っても,難しいんだよ」などと逃げを決める上司は怒鳴りつけてやればよい。 会社にとって最悪なのは,「こんなものを作っても誰も使わないんじゃないか,会社の価値を上げることにつながらないんじゃないか」と思いながらも黙々と仕事をするエンジニアだ。そんなエンジニアばかり集まっている会社は絶対に市場で成功しない。プロジェクトに関わるエンジニア全員が,「自分たちがど

    tetzl
    tetzl 2011/07/21
    経営というよりむしろ技術倫理として、ルメジャーとかボイジョリーを想像した。
  • Life is beautiful: Androidタブレットはヨドバシカメラの「Androidタブレットコーナー」に横並びにされた時点で負けだ

    今年のCESについてだが、すでに「感心した商品」と「自分も関係していてうれしかった発表」に関しては書いたので、今回は「これはだめかな」と思ったもの。 まずその筆頭は「3Dテレビ」。これ以上大きくすることも薄くすることも解像度を高くすることもできなくなってしまった「成熟しきった」デバイスであるテレビに何とか付加価値を付けようという気持ちも分からないでもないが、正直言ってこれはいらない。CESに出品されている最新の3Dテレビを見てもあまり感動しないし、そもそも目が疲れる。今年の末あたりになって、「結局3Dテレビって何だったの?」という話になると私は見ている。 二番目は「Android」。前にも書いたが、これから家電やスマートフォンの市場に新規参入しようというアジアのメーカーにとっては、Androidを活用して短い開発期間と低コストで「安かろう悪かろう」のデバイスを薄利多売で売りまくるという戦略

    tetzl
    tetzl 2011/01/16
    Androidの何か欲しい、ではなく○○(機種名)が欲しい、と思わせることかなあと思った。|ともあれ、このタイトルの感じは使いまわしが効きそうってちょっと思ってしまったり。
  • 丸山ワクチンの過去・現在・未来、自然免疫と癌治療

    今回の訪日中に、ソニーの(音楽ゲームなどの)エンターテイメント・ビジネスの生みの親でもある丸山茂雄氏とお会いする機会があった。私もつい最近まで知らなかったのだが、丸山氏の父親は「丸山ワクチン」の生みの親である故丸山千里博士。「私自身も丸山ワクチンで癌と戦っている」という丸山氏の言葉に刺激され、丸山ワクチンに関して調査してみたのでここにまとめてみる。 「丸山ワクチンの効果」に関しては、専門家の意見でも意見が分かれている、というのが現状である。そのため、事実と意見が混在した形でネット上に存在しており、単にググっただけでは玉石混淆の情報に悩まされるだけ。そこで、一歩踏み込んで、新聞・専門書・学術ペーパーなどを読んで事実確認をしながら、まずは確実に事実と言える部分を洗い出してみた。 事実1:丸山ワクチンは、丸山千里博士がもともとは皮膚結核の治療薬として開発したもの(1944年誕生) 事実2:丸山

    tetzl
    tetzl 2009/12/08
    30万人規模の治験なら日本医大は相当信頼性高いデータ取れてなきゃおかしいよなあ。頒布会じゃないんでしょ?|感染症という「外敵」に対し内戦が止む理屈は判るけど「免疫」はトンデモの巣窟だからなあ…
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