誰もが知っていることですが、日本の人口が減り続ける中、日本はこれからどんどん変化していきます。こうした中で、幸せに生きていくには、個人の生き方や考え方もシフトしていかなければいけません。 おカネについてもそうです。たとえば、「年収1000万円以上あれば幸せだ」という幻想があります。どうせ働くなら、給料のいいところがいいよね、できれば1000万円以上欲しいよね、というあれです。ただ、地方なら別ですが、都内だと年収1000万円ではそんなに豪華な暮らしはできないのが現実です。 結婚して子どもが2人いて、2人とも大学に入れるとなると、そんなに可処分所得を作ることができません。年収1000万円なのに貯金が全然ない、という人も珍しくありません。一方で、僕と同世代の40代男性の平均年収は400万~500万円でしょうから、むしろ1000万円稼いでいるという人は少数派なのです。 「ここまで貯めれば安泰」はも