日経ビジネス 2006/12/11号で、「ヒット連打の新法則」という特集が掲載されています。 この記事によると、2006年ヒット商品ランキング上位50中、松下電器産業が5商品、キリンビール、シャープ、任天堂の3社が3商品を送り込んでいます。いわば、ヒット商品の寡占化です。 この記事ではヒット商品を生む企業に共通する要因を分析していますが、私自身は、ヒット商品を生むための組織作りを行っていることが、共通要因なのではないか、と感じました。 ■■資生堂の「TSUBAKI」の場合。 「ブランドごとに研究開発から販売までを1人で全面的に管理するブランドマネージャーという役職を前田社長が新設」し、「同時に事業企画部という部署を新設」しました。事業企画部は「ブランドの枠を超えて全社最適を判断する。そのため、全社的な投資判断からブランドごとに割り当てられた予算を再分配する検眼まで与えられて」います。 これ
中国Lenovoは8月3日、同社第1四半期(4~6月期)の決算を発表した。売上高は前年同期比38%増の35億ドル、リストラ費用計上後で500万ドルの利益を確保したとしている。ただし前年同期の数字には、IBMから買収したPC部門の業績は2カ月分しか含まれていない。 PC出荷は前年同期比12%の伸びで、業界平均の9%を上回った。好調なのは売上高の39%を占める中国市場で、30%の出荷増。売り上げの29%を占めるアメリカ市場は6%、中国を除くアジア市場は3%の伸びとなっている。欧州、中東市場は12%の出荷減となった。 製品別では、売上高の52%を占めるノートPCの出荷が好調で23%の増。デスクトップPCは7%の伸び。中国市場を中心に出荷している携帯電話は、売り上げ全体に占める比率は10%に満たないものの、97%の出荷増と引き続き好調に推移している。 関連記事 AdobeとLenovoが米国の教育
【IT Japan 2006】 「昔はこれで良かった、は衰退の第一歩」、首位奪還のキリン荒蒔会長が復活の軌跡語る 2006年上半期に、5年ぶりにアサヒビールからビール系飲料のシェアトップを奪還したキリンビール。荒蒔康一郎会長がIT Japan 2006(主催:日経BP社)で、キリン復活までの軌跡を語った。 荒蒔会長が社長に就任したのは、48年ぶりにアサヒビールへトップの座を明け渡した2001年。「当時はライバル会社ばかり見ていて、顧客のほうを向いていなかった」と振り返った。「こんなにうまいものが売れないはずがない」と考えて次々に商品を開発したものの、ほとんどが成功しなかったのは、あまりにメーカー・オリエンテッドになっていたからだ、という。 その背景として、キリンは14年間にわたってシェア60%以上を確保するなど長期間にわたって恵まれた環境にあり、自分たちがやることはすべて正しいと考えていた
国内販売本部の深澤潔販売企画部長(左)と、営業プログラムのリーダーである国内営業企画本部の福井武司営業改革室長(右) 三菱自動車工業が販売会社の営業力強化に乗り出した。「顧客データベース」など5つの営業強化プログラムを提供するもので、販売会社はこれらを活用して収益向上の土台作りを進める。 既に今年1月から3カ月かけて山梨三菱自動車販売(山梨県甲府市)に同プログラムを試験導入した。この成果を、全国の直系の販売会社30社の社長を集めて披露したところ、ほぼ全社が賛同。6月中に9社に対してプログラムを提供し、今秋からはそのほかの販売会社へも広げる。 リコール隠しなどの問題で販売台数を大きく落とした三菱自動車は、販売台数の回復を図っている。2004年の国内販売台数は22万7000台。今年度は30万2000台を目標に掲げる。目標達成のために、特別仕様車や新型車の投入を予定しているが、商品力に加えて、営
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