SourceForge.jpにて、PostgreSQLのINSERT/UPDATEを高速化するSigresというプロジェクトがあるのだが、11日のSigres-0.1.3のリリース発表において、このSigresは 通常のPostgreSQLに比べINSERTやUPDATEが数倍から数十倍高速化されているということが書かれている。少々驚いたが、何となくwriteとfsyncの呼び出しを最小限にしているような感じである。PostgreSQL開発者のBruce Momijian氏はメモリファイルシステムにWALファイルを置けばいいと考えているようであるが、 Sigresの開発者はそれでは大した性能向上はないことと、チェックポイントレコードすらメモリファイルシステム上にあるのは危険と述べている。 上流で議論を開始しているように見えるが、さて手法については皆さんどう思うだろうか?
谷島 宣之 日経BP総研 一貫してビジネスとテクノロジーの関わりについて執筆。1985年から日経コンピュータ記者。2009年1月から編集長。2015年から日経BP総研 上席研究員。 この著者の記事を見る
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