前回は、「Visual SourceSafe(以降、VSS)のサーバ環境の構築」と「VSSクライアントのインストール」について説明した。今回は、Visual Studio .NET(以降、VS.NET)を使って開発者がVSSデータベースにソリューションを追加する手順や、ソース・ファイルのチェックイン(VSSデータベースへのファイルの格納)やチェックアウト(VSSデータベースからのファイルの取得と編集)を行う方法といった「VS.NETを使ったソース管理の実践」について解説しよう。 本稿では、前回でも説明したように、ソース管理をデモンストレーションするためのサンプル・プログラムとして、「BlogX」というASP.NET Webアプリケーションを使用する。このWebアプリケーションを3人の開発者と1人のソース管理者でチーム開発し、そのソース・ファイルをVisual SourceSafeで管理する