自民党の河井案里参院議員(46)=広島選挙区=が初当選した2019年参院選を巡り、検察当局が、夫で自民党の克行前法相(57)=衆院広島3区=に加え、案里氏についても、公職選挙法違反(買収)容疑での立件を検討していることが関係者への取材で判明した。通常国会閉会後の本格捜査を見据え、2人の共謀関係が問えるかなどについて、最高検が最終的な検討を重ねているとみられる。 地元議員らによると、克行氏は、案里氏が党公認を得た19年3月以降、複数の広島県議や首長、後援会関係者らに現金を配ったという。検察当局は、克行氏が案里氏の票の取りまとめを依頼する趣旨で現金を配り、案里氏も認識していたとみて、詰めの捜査を進めている模様だ。 この記事は有料記事です。 残り512文字(全文821文字)
![河井案里氏を立件へ 夫の克行前法相と選挙で買収・共謀容疑 検察当局 - 毎日新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/d3274e50c733b12ef5d8f3d4c164222bfaf5cd5c/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn.mainichi.jp%2Fvol1%2F2020%2F06%2F04%2F20200604k0000m040385000p%2F0c8.jpg%3F1)