台湾の最大野党・国民党の江啓臣主席(2020年3月7日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / CNA PHOTO 【9月15日 AFP】台湾の親中派野党・国民党(KMT)は13日、中国国営メディアによる「和議を乞いに来る」との「不適切な発言」を受け、中国で行われるフォーラムに代表団を派遣しないと発表した。 中国は2016年以来、台湾与党・民主進歩党(DPP)との交渉を拒否しているが、国民党の政治家らは関係を維持し、中国の港湾都市アモイ(Xiamen)で開かれるフォーラムに毎年参加してきた。 しかし、国営中国中央テレビ(CCTV)の時事問題番組が先日、この訪問について「和議を乞いに来る」と報じたため、国民党の反発を買った。 多くの有権者が国民党を中国寄りすぎると見なす中、CCTVの勝ち誇った論調を受けて、代表団の派遣中止を求める圧力が高まっていた。 国民党の王育敏(Wang Yu-m
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