これまで飯沼は一貫して「消費社会に生きる女性」を制作のテーマとし、ファッション雑誌に掲載される女性や東京の街を歩く一般女性のスナップショットをモチーフに作品を発表してきました。作品から放たれる豊かな色彩と粗く彫られた木肌の質感は、「現代を生きる女性像」を観賞者に想起させます。本展示ではH.P.FRANCEが提供する洋服、アクセサリーを身につけた女性を飯沼が撮影し、それをモチーフに制作された作品群が丸ノ内のWINDOWを華やかに彩ります。 [画像: 飯沼英樹 「Beers Diamond」 (2013) 34x36x18cm]