人間も一部哺乳類や鳥たちも好きな音楽を聴くのが好きだ。そして爬虫類であるワニもどうやらそうらしい。 fMRIを使ってナイルワニにクラッシック音楽を聴かせたところ、活性化する脳の領域が増えたという。ワニは音楽を理解し、それを楽しんでいる可能性が高いという。 ワニの脳を解析し神経系統の進化を調べる ワニは最も古い脊椎動物の仲間であり、2億年以上の昔からほとんど姿形を変えていない。そのために、恐竜や今日の鳥類とも関連がある。 「ワニの脳を解析すれば、哺乳類の神経系の進化について深い洞察を得られ、それに関連した脳の構造や振る舞いがどの時点で形成されたのか理解するヒントとなります」とドイツ、ルール大学ボーフム校のフェリクス・ストロッケンス博士は説明する。 イラン、南アフリカ、フランス、ドイツの研究者が所属する国際的研究チームは、脳内で感覚情報が処理される方法を理解するためにナイルワニを研究した。 こ