大相撲の名古屋場所を前に行われる予定だった新弟子検査の応募者が1人もなく取りやめになりました。新弟子検査の応募が無かったのは11年ぶりで、史上2回目です。 日本相撲協会によりますと、26日、新弟子検査の申し込みが締め切られましたが、応募者が1人もおらず検査は取りやめになりました。 新弟子検査の応募者が1人もいないのは平成19年の名古屋場所以来11年ぶりで、史上2回目です。 相撲協会によりますと、新弟子検査の受検者は、平成では若花田と貴花田の兄弟が人気を博していた平成4年ごろが最も多く、年間200人を超えていたということですが、ここ10年余りは100人に満たない状況が続いていたということです。 ことしはこれまでの3回の検査で64人が受検していました。 日本相撲協会は「名古屋場所の新弟子検査は例年受検者が少ない傾向にある。特別ことしの受検者数が減ったとは考えていない」としています。