ベネズエラで異常発生しているアフリカマイマイ。スリア州の州都マラカイボで(2022年11月11日撮影)。(c)Luis BRAVO / AFP 【11月12日 AFP】南米ベネズエラでアフリカ原産の巨大カタツムリが異常繁殖し、人への健康被害が懸念されている。長雨の影響で繁殖に拍車が掛かっているとされる。 問題となっているのは通常、サハラ(Sahara)砂漠以南に生息するカタツムリ、アフリカマイマイ。最初にコロニーが発見されたのは11月初旬、西部スリア(Zulia)州のマラカイボ湖(Lake Maracaibo)畔だった。以降、周辺の農地や隣のタチラ(Tachira)州でも見つかっている。 スリア州の州都マラカイボ(Maracaibo)のラファエル・ラミレス(Rafael Ramirez)市長はAFPに対し、「何か所かでは1日当たり350~400匹のカタツムリ」が捕獲されており、当局が対策に