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ブックマーク / kaigyoi.blogspot.com (133)

  • 【驚愕】心血管疾患二次予防: 飽和脂肪酸をω6不飽和脂肪酸におきかえで死亡率増加

    驚きの報告! しばらく議論が続くかもしれない・・・ “飽和脂肪酸の代わりに不飽和脂肪酸を摂取を勧めること”は冠動脈性心疾患に対する世界的な事指導ガイドラインの重要要素となっている。しかし、あまりの豊富な不飽和脂肪酸、ω6リノレン酸を摂取すること事態がはたしてベネフィットを有するものかは不明である。以下の研究コホートでは、飽和脂肪酸の代わりにリノール酸を摂取することで、全原因・冠動脈精神疾患・心血管疾患死亡率増加させた。 リノール酸の介入のアップデート・メタアナリシスで、心血管ベネフィット認めず。 この知見は世界的な事指導ガイドラインにとって重要な意味合いを持つ。 Use of dietary linoleic acid for secondary prevention of coronary heart disease and death: evaluation of recovere

    【驚愕】心血管疾患二次予防: 飽和脂肪酸をω6不飽和脂肪酸におきかえで死亡率増加
  • 高齢女性’心疾患は非健忘性軽度認知障害と強く関連する

    高齢女性において、心疾患は軽度認知機能異常のハザード比3倍ほど関連する しかも、非健忘性軽度認知障害と関連するという知見 Cardiac Disease Associated With Increased Risk of Nonamnestic Cognitive ImpairmentStronger Effect on Women Rosebud O. et. al. 心臓疾患と健忘性軽度認知障害(amnestic, aMCI)および非健忘性軽度認知障害(nonamnestic, naMCI) 1450名のベースラインでのMCIおよび認知症なしの被験者 心臓疾患はnaMCIのリスクと相関(ハザード比 1.77 95%CI 1.16-2.72) しかし、性別での相関あり 心臓疾患は、女性においてnaMCIのリスク増加と相関(ハザード比 3.07(95%CI 1.58-5.99) 男性ではみ

  • 加齢による記憶力低下:電気刺激による徐波睡眠改善で直せる?

    電気刺激による、徐波睡眠の質の改善で、加齢による記憶力低下を、改善させるかもしれない・・・ 加齢による記憶力低下に関する研究において、脳の経年的構造変化は、睡眠の質に関係して生じること、長期記憶蓄積鈍化に関わることを見いだした 前頭前皮質の容積は、年齢とともに減少し、睡眠の質維持に役割を果たし、新規記憶の固着のために必須の部分と以前の研究で判明していた。 Berkeleyのカリフォルニア大学の今回の研究で、睡眠関連記憶障害と脳の構造異常との関連が明らかとなった。 加齢による記憶力減衰は一方向で、睡眠の改善、特に、正常睡眠の1/4にあたる徐波睡眠期に関係する。この方向は非可逆性だが、高齢者の深い睡眠を改善する電気刺激実験、前頭前皮質部への電極を装着し、刺激することで、高品質徐波に似せることができる。 結果、記憶機能改善を一部示した。 Cued memory reactivation duri

  • ABC研究;高齢者の聴覚異常は認知機能低下・認知障害発症と関連

    聴覚障害の存在は、どの後の認知機能障害発症と直線的に関連する。 Hearing Loss and Cognitive Decline in Older Adults Frank R. Lin, MD,  et. al. for the Health ABC Study Group JAMA Intern Med. 2013;():1-7. doi:10.1001/jamainternmed.2013.1868. 平均年齢77.4歳、1984名の Health ABC Study 認知機能低下無し (Modified Mini-Mental State Examination [3MS] score, ≥80) の被験者 6年間フォローアップ 聴覚障害を最良耳で、4kHzで0.5と純音平均閾値で定義 トータルで、1162名のベースラインでの聴覚障害  (pure-tone average >

  • 誤診多いパーキンソン病診断:下口唇唾液腺生検による異常たんぱく検出が役立つ?

    Adler C, et al "Salivary gland biopsy as a diagnostic test for Parkinson's disease" AAN 2013. AANって、事前のPress Releaseが盛ん・・・ http://www.aan.com/press/index.cfm?fuseaction=release.view&release=1130 パーキンソン病の15名、罹病平均12年間 平均68歳で、パーキンソン病治療を認めた症例で、唾液腺疾患既往ない患者を対象。 2つの異なる唾液腺から生検、より下顎からと、下口唇小唾液腺から採取。 異常パーキンソン蛋白の存在を検討 下顎唾液腺 からの4例では十分な検討に値するサンプル採取出来ず、11例中9例で、異常パーキンソン蛋白を認めた。 さらに検討すべきだが、下口唇標が下顎唾液腺より蛋白検出率高い可能性がで

  • 知能に関わる3つの要素:短期記憶力・推論力・言語能力

    IQというのは、直線上の値で、標準化された数値で、優劣が決まるわけだが・・・そんなはずないというのは直感的にも分かる。 どのような要素が関係するか、すこし、踏み込んだ研究 Fractionating Human Intelligence Neuron, Volume 76, Issue 6, 1225-1237, 20 December 2012 知能計測というのは、一つの物差しだけで、測れるものなのだろうか? ヒトの広汎な知能の曲面を、のうの機能的結びつきを反映する一般的能力や要素をわけて、個別の要素モデルと比較し、脳のはたらきのネットワークのアナログとしていくつかの構成要素を示した。アンケート指標を用いてこれらのインテリジェンスに関わる独立した要素を確認した報告 記憶、論拠づけ、注意集中、プラン能力、バックグラウンドの調査、ライフスタイル習慣に関わる12の認知機能検査 広汎な認知機能を

    thed
    thed 2013/01/10
    12の認知機能検査 広汎な認知機能を研究し、3つの独立した要素“短期記憶力、推論能力、言語能力”で説明出来る
  • 横断研究: うつとhsCRPの関連性

    Elevated C-Reactive Protein Levels, Psychological Distress, and Depression in 73 131 Individuals Marie Kim Wium-Andersen, et. al. Arch Gen Psychiatry. 2012;():1-9. doi:10.1001/2013.jamapsychiatry.102 横断分析、2つの一般住民2×2研究 自己報告抗うつ薬使用、登録ベース抗うつ薬処方、登録ベースうつ入院 CRP増加は、心理的distressとうつリスク増加と相関(P=3×10-8 ~ P=4×10-105) 自己報告抗うつ薬使用は、CRP 0.01-1.00 mg/Lに比べ、CRP 1.01-3.00 mg/L オッズ比 1.38(95%CI, 1.23-1.55)、 3.01-10.00 mg/

  • 超高齢者・85歳以上の高血圧・脈圧増加は、障がいADL・認知機能減弱を予防する ・・・ 高血圧・脈圧拡大の防御的作用

    ▼ 2012 (1163) ► 1月 (87) ► 1月 17 (2) ► 1月 18 (12) ► 1月 19 (9) ► 1月 20 (6) ► 1月 21 (3) ► 1月 22 (1) ► 1月 23 (5) ► 1月 24 (8) ► 1月 25 (6) ► 1月 26 (7) ► 1月 27 (7) ► 1月 28 (3) ► 1月 30 (6) ► 1月 31 (12) ► 2月 (173) ► 2月 01 (7) ► 2月 02 (11) ► 2月 03 (8) ► 2月 04 (5) ► 2月 05 (2) ► 2月 06 (5) ► 2月 07 (4) ► 2月 08 (8) ► 2月 09 (6) ► 2月 10 (8) ► 2月 11 (3) ► 2月 12 (1) ► 2月 13 (7) ► 2月 14 (8) ► 2月 15 (7) ► 2月 16 (11) ►

    thed
    thed 2012/12/01
    HYVETもあるし悩ましいところ。
  • ω3脂肪酸のワーキングメモリー改善効果のメカニズム

    ω-3多価不飽和脂肪酸(n-3PUFA)に関しては、心血管疾患に関しては否定的な報告が出されたばかり・・・日でのDHA/EPA合剤発売間近と聞くが・・・ システマティック・レビュー:ω3多価不飽和脂肪酸は死亡率・心血管系リスク減少と関連せず H24/09/12 ω-3(n-3)多価不飽和脂肪酸欠乏は、感情・認知機能障害と関連するという報告、すべてではないが、n-3 PUFAのサプリメントで感情疾患、統合失調症、注意欠陥過活動性障害にプライマリあるいは補完的な役割の期待が出来るという報告が有り、メカニズム上も様々考察されている。 DHA/EPAの血中濃度を高め、線条体モノアミン輸送小胞のDTBZ(dihydrotetrabenzine)の結合能( BPND)を高めるため、ワーキングメモリー増強的に働くという仮説がなされてたが、否定的となった。この経由では無く、炎症抑制作用、 シグナル増強作

  • 発作性心房細動第1選択治療において、カテーテル焼灼術と抗不整脈薬は効果において同等

    発作性心房細動第1選択治療において、カテーテル焼灼術と抗不整脈薬は効果において同等 2年間において、累積burdenの群間差は見られず 不整脈burden 90パーセンタイル 13%と19% p=0.10 術関連合併症の副作用と、除細動必要・心房細動発生率に差があり、治療選択の要となるはず。 Radiofrequency Ablation as Initial Therapy in Paroxysmal Atrial Fibrillation Jens Cosedis Nielsen, et. al. N Engl J Med 2012; 367:1587-1595October 25, 2012DOI: 10.1056/NEJMoa1113566 発作性心房細動・抗不整脈薬物使用歴無しの294名の患者を初回治療戦略として ・radiofrequency catheter ablation

  • 卒中入院時簡易予後予測:PLAN  ・・・ 簡便で、信頼性高い

    入院時に一般医でも使用可能な急性虚血性卒中後の死亡・重度障害を簡易臨床予測するルールの開発と信頼性評価 “PLAN”=“Preadmission comorbidities, Level of consciousness, Age, and Neurologic deficit at hospital admission” The PLAN ScoreA Bedside Prediction Rule for Death and Severe Disability Following Acute Ischemic Stroke ONLINE FIRST Martin J. O’Donnell, et. al.; for the Investigators of the Registry of the Canadian Stroke Network Arch Intern Med. 2012

    thed
    thed 2012/10/25
  • SSRI脳内出血リスク:経口抗凝固剤併用に注意

    全体から見れば、非常に小さなリスクだが、オッズ表現すると有意に増加する。 この現象は、SSRIの消化管出血リスク増加でも報告されている。この事実確認をしようと担当医療情報提供者に情報提供を依頼したところ、言下に、否定・調査拒否された思い出がある(旧F製薬だが・・・ 我ながらしつこい性格・・・) 各SSRIメーカー、同様に、言下に否定するかな? 各メーカー、SSRI処方に関しても、ベンゾジアゼピン系薬剤同様、処方期間を限定すべきなのに、最初から、漫然投与を許容、時に、推進している気配さえある。 ベンゾジアゼピン依存症を厚労省は真正面から取り組む気が無いようだし、 行政もSSRIの長期処方・乱用を放置するのだろう ・・・ この国の薬事行政も、他の行政セクション同様絶望しか感じない。 Selective serotonin reuptake inhibitors and brain hemorr

  • システマティック・レビュー:ω3多価不飽和脂肪酸は死亡率・心血管系リスク減少と関連せず

    ω3不飽和脂肪酸(DHA、EPA) 二次予防効果に疑問 2012年4月10日 当たり前だが、上記報告と類似した結果となっている。 ω3PUFA(多価不飽和脂肪酸)は包括的な死亡率、心原因死亡、突然死、心筋梗塞、卒中リスク低下と、相対的・絶対的相関としても関連せず。 Association Between Omega-3 Fatty Acid Supplementation and Risk of Major Cardiovascular Disease Events:  A Systematic Review and Meta-analysis Evangelos C. Rizos, et. al. JAMA. 2012;308(10):1024 doi:10.1001/2012.jama.11374 ω3効果ランダム化臨床トライアル 3635を検討後、20研究68680名分、死亡7044

  • AANガイドライン:sCJD診断に於ける脳脊髄液中protein 14-3-3の役割

    AANガイドラインにて、稀ながら致死的疾患である、sporadic Creutzfeldt-Jakob 病 (sCJD)を示唆する蛋白検査に関して新しいガイダンスを示した。 解説: Guideline Examines Diagnostic Accuracy of CSF 14-3-3 Protein in sCJD http://www.aan.com/news/?event=read&article_id=10800 脳脊髄液中protein 14-3-3はaccuracy中等度;感度92%(95%信頼区間 89.8-93.6)、特異度 80%(95%CI 77.4-83.0) 尤度比 4.7、陰性尤度比 0.10 急激な進行性認知症患者、sCJD強く疑う場合、診断確率20%-90%程度なら、この検査は診断不確実性を減少させることが出来る。(エビデンスレベル B) Evidence-b

  • SPS3 : 反復ラクナ型梗塞・デュアル抗血小板療法(アスピリン+クロピドグレル)再発リスク減少せず、出血・死亡リスク増加

    ▼ 2012 (1163) ► 1月 (87) ► 1月 17 (2) ► 1月 18 (12) ► 1月 19 (9) ► 1月 20 (6) ► 1月 21 (3) ► 1月 22 (1) ► 1月 23 (5) ► 1月 24 (8) ► 1月 25 (6) ► 1月 26 (7) ► 1月 27 (7) ► 1月 28 (3) ► 1月 30 (6) ► 1月 31 (12) ► 2月 (173) ► 2月 01 (7) ► 2月 02 (11) ► 2月 03 (8) ► 2月 04 (5) ► 2月 05 (2) ► 2月 06 (5) ► 2月 07 (4) ► 2月 08 (8) ► 2月 09 (6) ► 2月 10 (8) ► 2月 11 (3) ► 2月 12 (1) ► 2月 13 (7) ► 2月 14 (8) ► 2月 15 (7) ► 2月 16 (11) ►

    thed
    thed 2012/09/03
  • 総頚動脈IMTは一般の動脈硬化指標として用いられるべきでない

    ▼ 2012 (1163) ► 1月 (87) ► 1月 17 (2) ► 1月 18 (12) ► 1月 19 (9) ► 1月 20 (6) ► 1月 21 (3) ► 1月 22 (1) ► 1月 23 (5) ► 1月 24 (8) ► 1月 25 (6) ► 1月 26 (7) ► 1月 27 (7) ► 1月 28 (3) ► 1月 30 (6) ► 1月 31 (12) ► 2月 (173) ► 2月 01 (7) ► 2月 02 (11) ► 2月 03 (8) ► 2月 04 (5) ► 2月 05 (2) ► 2月 06 (5) ► 2月 07 (4) ► 2月 08 (8) ► 2月 09 (6) ► 2月 10 (8) ► 2月 11 (3) ► 2月 12 (1) ► 2月 13 (7) ► 2月 14 (8) ► 2月 15 (7) ► 2月 16 (11) ►

  • 血液型非O型は心血管疾患リスク ;CHDリスクの6%ほどに影響

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  • メトホルミンはアルツハイマー病などの神経損傷回復に働く

    Metformin Activates an Atypical PKC-CBP Pathway to Promote Neurogenesis and Enhance Spatial Memory Formation Cell Stem Cell, Volume 11, Issue 1, 23-35, 6 July 2012 http://www.cell.com/cell-stem-cell/fulltext/S1934-5909%2812%2900174-9 メトホルミンが脳神経再生を促す、アルツハイマー病に対してベネフィットを有するかもしれないという報告。 PKC-CBP経路は神経前駆細胞からニューロン新生に必須で、齧歯類・ヒト細胞培養内で、この経路活性化が示された。 メトホルミンは、CBP依存的に成人マウス脳でneurogenesisを促進、 水迷路での空間学習能力促進が示された。

    thed
    thed 2012/07/26
    メトホルミンはアルツハイマー病などの神経損傷回復に働く
  • 【メタアナリシス】 スタチン二次予防:女性では卒中、全原因死亡率減少効果認めず

    スタチンは男女で同様に、心血管と同様、脳血管イベントや全死亡率に予防効果があるか? ・・・答えは No! このエビデンスを臨床実地上、どのように適応するかは、議論が必要だが、 女性においては、二次予防でさえ、卒中・全死亡率に関してその臨床的意義認めないということは、女性において、一次予防を含め、スタチンのあり方を再構築する必要があるのでは? スタチンの心血管イベント抑制作用は確立しているが、男女で同等なのかは不明。 この目的は男女で心血管イベント再発に関して同等なのか検討。 スタチンは心血管イベント二次予防としては、男女同等だが、女性において、卒中と全原因死亡率でのベネフィットは認めない。 Statin Therapy in the Prevention of Recurrent Cardiovascular EventsA Sex-Based Meta-analysis Jose Gut

    【メタアナリシス】 スタチン二次予防:女性では卒中、全原因死亡率減少効果認めず
  • ω3不飽和脂肪酸:高齢健常者・軽度認知症での認知症悪化発症予防効果認めず

    軽度認知症から認知症へ効果に関して、ω3不飽和脂肪酸(ω3PUFA)の直接のエビデンスはなく、認知機能健常高齢者へのω3PUFAサプリメントの認知機能へのサプリメントに関してベネフィット認めない。 Cochrane Database of Systemic Reviews "Omega 3 fatty acid for the prevention of cognitive decline and dementia" E. Sydenham, A. D Dangour, W.S. Lim http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/14651858.CD005379.pub3/abstract BBCなど多くのメディアで報道.. .例のごとく、サプリメント売り上げにマイナスな報道は他の報道と違い日ではされないかも Fish oils 'don't

    thed
    thed 2012/06/22
    ω3不飽和脂肪酸:高齢健常者・軽度認知症での認知症悪化発症予防効果認めず