総務省は、国内の観光地で、自動翻訳技術を活用し、外国人観光客の誘致や観光産業の振興、地域活性などに役立てる実証実験プロジェクト案の募集を開始した。 同実証実験は、内閣府が手がける社会還元加速プロジェクト「言語の壁を乗り越える音声コミュニケーション技術の実現」の一環として実施される予定だ。自動音声翻訳技術における翻訳精度の飛躍的向上や、訪日観光分野における同技術を活用したサービスの早期実用化をするため、総務省が国内の観光地における実証実験を民間に委託して実施することが計画されている。 同事業の委託金は、1事業につき2億円程度を予定としている。プロジェクト案および委託事業者の公募受け付け期間は6月17日まで。以降、7月頃に応募案件を内三者により評価し、実施事業者を決定する方針とのことだ。
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