文部科学省は、厳しい勤務実態が指摘されている教員の長時間労働を是正し働き方改革を進めるため、省内に教員の業務量を一元的に管理する組織を整備することなどを盛り込んだ緊急対策をまとめました。 緊急対策では、教員の負担軽減を図るため文部科学省内に教員の業務量を一元的に管理する組織を整備し、新たな業務が生じる制度改正などを行う場合は担当部署と事前に調整するとしています。 また、長時間労働の要因の1つとなっている部活動については、外部の指導員に積極的に参加してもらうとともに、将来的には学校単位から地域単位の取り組みに変え、学校以外が担っていくことも検討するとしています。 さらに、教員の勤務時間の管理を徹底するため、タイムカードなどの導入を進めるほか、勤務時間の上限を示したガイドラインを作成し提示するなどとしています。 文部科学省は、この緊急対策を週明けにも公表し、各地の教育委員会などに周知することに