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ブックマーク / davs.hatenablog.com (12)

  • 池田信夫氏、他人を「当たり屋」よばわり〜 バニラ・エア問題で逆張りの本領発揮 - davsの日記

    池田信夫氏は、ユナイテッド航空の機内から乗客が引きずり出された事件で、ユナイテッド航空を擁護していました。 【追記あり】オーバーブッキングは合理的である – アゴラ したがって、バニラ・エアの事件でも、告発者の側を論難するだろうと思っていましたら、案の定、下のような記事を書いていました。 「バリアフリー」のインフレに歯止めをかけよう – アゴラ それにしても、"「バリアフリー」のインフレに歯止めをかけよう"とは、ずいぶんな言い種ですし、記事の中身もひどいものです。 池田氏は乙武 洋匡氏の記事にある以下の主張を引用の上で、批判しています。 バニラ・エアは合理的配慮の範囲内であるストレッチャーさえ用意していなかったのだ。これは、明らかに障害者差別解消法に反する状況だったと言える。 池田信夫氏の主張では、このストレッチャーは、合理的配慮の範囲をこえているものということになります。彼は以下のように

    池田信夫氏、他人を「当たり屋」よばわり〜 バニラ・エア問題で逆張りの本領発揮 - davsの日記
  • 「現在の価値観で、過去を断罪するな」というのはやはり詭弁 - davsの日記

    「現在の価値観で、過去を断罪するな」という決まり文句がある。従軍慰安婦問題で、よく持ち出されるものだ。どういうものか、南京事件ではこのきまり文句が持ち出されることは少ないようだ。(南京事件では、事件そのものの存在を否定するという傾向がある)当時は軍が管理売春にかかわっていても、問題はなかったのだから、従軍慰安婦制度について、日軍を現在の価値観で批判するな、というわけだ。 この決まり文句については、下のような、さまざま批判があるが、私も、あえて屋上屋を架して、私も私見を述べる。 詭弁「当時の日の行為を現在の基準で断罪することは歴史に対する冒涜だ」について - Transnational History 「未来の価値観で過去を裁いてはいけないなどという人はきっと、未来に対しても責任を負わないような人だろう」 じこぼう氏 赤かぶ 法の不遡及との混同「現在の価値観で、過去を断罪するな」と似たも

    「現在の価値観で、過去を断罪するな」というのはやはり詭弁 - davsの日記
    thesecret3
    thesecret3 2016/01/21
    逃げたら銃殺の兵隊と一緒にいた人たちが辞める自由があるべきだったというのは、やっぱりちょっと無理がある気がする。看護婦は勝手に帰れたとでもいうのだろうか。
  • 俺には関係ないと居直る人 - davsの日記

    慰安婦基金の10億円を朝日新聞や福島みずほ議員が負担すべき、と主張する人がいる。 http://agora-web.jp/archives/1665179.html 石井孝明氏の認識では、従軍慰安婦問題は、来、問題にならないはずのものが、誰かが騒いだせいで問題になった、ということらしい。 双方が非常に感情的になっている問題だが、筆者も感情的に反応することをお許しいただきたい。納税者として、慰安婦新基金と称するものに10億円の支払いはしてほしくない。この問題は私たち日人にとっては巻きこまれた問題なのだ。 従軍慰安婦問題について最大の責任者をあげるなら、従軍慰安婦制度を企画立案した大日帝国の当局だが、いまさら、彼らに金を請求するわけにもいくまい。日国は、大日帝国からマイナスのものも含めて遺産を受け継いだのだから、「巻き込まれた問題」と言うのは無責任な言い方だ。 安倍首相のお詫びでは「

    俺には関係ないと居直る人 - davsの日記
  • 南京事件について、あったと言う側がまずあったことを証明しろ、という主張がおかしい理由 - davsの日記

    自分が嘘をついていることを、他人に知られても平気な人間もいるのだな。 - davsの日記に同じ言葉を返します氏が以下のようにコメントした。 裁判では刑法に触れる事実が「あった」とする検察側に立証責任がある 南京事件も同じ。「ない」と主張する側には「あった」と主張する側の ポリティカルコレクトネスに付き合う必要はない。 南京事件について、刑事裁判における無罪の推定の原則をあてはめ、まず、南京事件史実派が南京事件の存在を立証するべきだ。しかも、その立証に少しでも疑わしいところがあれば、それは南京事件がなかったという根拠になる、という主張は少なからず目にする。 しかし、この主張はふたつの点から誤っている。ひとつは南京事件の存在、不存在は、そもそも刑事裁判で争われているわけではないこと。もうひとつは、南京事件否定派に、事件がなかったことを証明しろ、ということは、無茶な要求ではないということだ。 そ

    南京事件について、あったと言う側がまずあったことを証明しろ、という主張がおかしい理由 - davsの日記
  • それでは、日本には殺人も強盗も強姦も放火もないのだろう。〜藤岡信勝氏の南京事件否定論 - davsの日記

    前回の記事に続いて藤岡信勝氏が『正論』12月号に書いた南京事件について書いた記事について書く。 【世界記憶遺産】中国版「アンネの日記」こそが南京大虐殺がなかった証拠だ! 藤岡信勝(拓殖大客員教授)(1/10ページ) - 産経ニュース 藤岡信勝氏は、その記事のタイトル通り、程瑞芳日記こそ南京大虐殺がなかった証拠だ、と主張するだが、その論理は奇怪なものである。 仮に、強姦8件以下の被害が確かに程瑞芳の目撃した被害だとしても、つまり、彼女がこの点で嘘を書いていないと仮定しても、この資料の結論は全く奇妙なことになる。ここには殺人の記録が皆無だからである。前記・松岡氏の言う通り、これが、「中国人が、南京大虐殺をその当時、その場で記録した文章」だとすれば、この資料からは「『南京大虐殺』では殺人はなかった」という結論になる。これは矛盾した、無意味な命題であるから、結局は「南京大虐殺はなかった」という命題

    それでは、日本には殺人も強盗も強姦も放火もないのだろう。〜藤岡信勝氏の南京事件否定論 - davsの日記
  • 自分の意思で選択した属性であれば、差別してもよい、ということはない。 - davsの日記

    ジョンお姉さんの『元採用担当者は語る』 - Togetter 上の記事に載っていた以下のコメントについて。 「採用時に差別してはならない」というのは基的に自分の意思とは無関係に持ったもの(例えば、性別とか障がいとか)で差別してはいけない、という話なので自らの意思による行動の結果は想定していないんじゃないかな。もし親がそういう類で半ば強制的に参加、洗脳という場合は多少法的には考慮の余地はあるかもしれないけどね。 自分の意思で変えることができない属性による差別はいけないが、自分の意思で変えることができる属性による差別はよい。だって、被差別者にはその属性を変えるという自衛手段があるではないか、という主張する人間がいるが、これはいじめ問題における「いじめられないように、いじめられっ子がまず変われ」という詭弁と同じ構造だ。 こうした主張は、なぜ差別者の行為が不当ではないか、あるいは被差別者の側がな

    自分の意思で選択した属性であれば、差別してもよい、ということはない。 - davsの日記
  • 徴兵制では現代戦を戦えないのなら、イスラエル国防軍は現代戦を戦えないはずだ。 - davsの日記

    以前の記事でふれたような「徴兵制はあり得ない論」は大体下のような三段論法になっている。 徴兵制で集められた兵士で編成された軍隊は、現代戦では戦えない。 日の政府が、自衛隊をあるいは将来の新日軍を、そのような時代遅れのものにすることはない。 従って日で今後、徴兵制が行われることはない。 そもそも1の大前提は正しいのだろうか。1の「徴兵された兵士で編成された軍隊は、ハイテク兵器を使えず、現代戦を戦えない」という主張を裏返すと、徴兵された兵士で編成された軍隊は、旧式の兵器を装備する劣弱な軍隊ということになるが、これにはイスラエル国防軍という大きな反証がある。 イスラエルは男性だけでなく、女性も徴兵の対象にしているが、その軍は、頭数さえそろえばという人海戦術志向の軍隊ではない。欧米の軍隊に匹敵する高性能の兵器を装備した、練度の高い軍隊だ。彼らが、自慢のハイテク兵器を使いこなせていないという話

    徴兵制では現代戦を戦えないのなら、イスラエル国防軍は現代戦を戦えないはずだ。 - davsの日記
  • 従軍慰安婦総数についての秦郁彦氏の推計のうつりかわり - davsの日記

    前回の記事に書いた、従軍慰安婦問題についての秦郁彦氏の会見の中で、「海外に展開した日軍の兵力は約100万人」と発言したことについて、id:scopedog氏が秀逸な記事を書いている。 秦郁彦「当時海外に展開した日軍の兵力は約100万人!」 日軍の海外での戦没者数は210万人いるんですけど・・・ - 誰かの妄想・はてなブログ版 まさしく、秦さんどうしちゃったんだろう、と思ってしまうが、以前の彼は『昭和史の謎を追う』下巻の「従軍慰安婦たちの春秋(上)」にこんなことを書いていた。漢数字は、可読性を考慮して算用数字に改めた。(以下同じ) 全体像のなかでとくに至難なのが、慰安婦の総数である。軍中央部や総軍レベルで集計した形跡はないので、兵員数にある比率を掛けて試算するほかないが、日米開戦時と終戦時(カッコ内)の外地所在の陸軍兵力を戦域別にあげると、関東軍75万(50万)、支那総軍62万(105

    従軍慰安婦総数についての秦郁彦氏の推計のうつりかわり - davsの日記
  • それほど書きたかったのだろうか? - davsの日記

    http://agora-web.jp/archives/1627381.html 記事はタイトル通り、フランスの風刺専門の週刊紙「シャルリ・エブド」での銃撃事件についてのものだが、筆者の石井孝明氏はどうしても下のようなことが書きたかったらしい。しかし、下の一節はなくても論旨に影響のないすわりの悪いものだ。 韓国の一部の人と朝日新聞など一部日人は、従軍慰安婦問題で、「日人は強姦魔」と嘘を世界にばらまいた。それをニコニコしながら「表現の自由ですね」と言う日人がいたら、とても気持ち悪い。それと同じ感情だろう。石井孝明氏は、朝日新聞を名指ししているのだから、「「日人は強姦魔」と嘘を世界にばらまいた。」というのは、具体的にどの記事か、示すべきだろう。

    それほど書きたかったのだろうか? - davsの日記
  • 警察からの問い合わせ電話にこたえるにあたって - davsの日記

    警察からの照会電話がたびたびかかってくる職場で働いていたことがある。 警察からの照会だからこたえることが許される、あるいはこたえなければならない照会が多かったのだが、必ず守らなければならないルールがあった。 それは、その電話ではこたえず、一旦、電話を切ることだった。その後、ネットなりで警察部や警察署の代表番号を調べて、回答の電話をかけるのだ。それはもちろん、警察をかたる電話を警戒してのことだが、この警察からの問い合わせへの回答ルールには続きがあった。 問い合わせ電話の担当を把握していても、その人物を電話口に呼び出さず、「こういう照会があったのですが、担当者を失念しました。問い合わせされたのはどなたですか」というのだ。これは、照会者が真正な警察官であっても、公務でない照会をしていることを恐れるためだ。乱暴な要約をすれば、悪徳警官でないかを心配しているということだ。前段の警察の代表番号にかけ

    警察からの問い合わせ電話にこたえるにあたって - davsの日記
  • 従軍慰安婦問題について、日本の評価を高める方法 - davsの日記

    http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140924/plc14092405020006-n1.htm 産経新聞の主張するやりかたで、国際社会における日の評価が高まる可能性は、円周率が割り切れる可能性とおなじくらいだろう。 産経新聞は、従軍慰安婦問題について、日の評価を高める方法として、大日帝国や日軍の責任を認めてるより、彼らの責任を否定する方法をとりたいようだ。 今日はそんな彼らに、ひとつアドバイスしたい。以下の事例やそれらを記した史料を集めることができれば、大日帝国や日軍の責任のなさを、国際社会にアピールできるだろう。 ただし、国際社会が納得するか分からないし、史料の探索には、生存しているネアンデルタールを見つけるぐらいの苦労はあると思うけど。 暴力、誘拐や詐欺で慰安婦を集めた者を、日の当局が処罰していた。 1や人身売買の方法で慰安婦

    従軍慰安婦問題について、日本の評価を高める方法 - davsの日記
  • 「植民地で行なわれることはすべて強制である」なんて書いていないぞ〜池田信夫氏のわら人形論法記事 - davsの日記

    経済学者の池田信夫氏は、従軍慰安婦問題に関心があるらしい。 「広い意味の強制」って何? – アゴラ 従軍慰安婦問題における「広い意味での強制」にかみついている。池田氏によるとこのことばを発明したのは、吉見義明氏の発明ということらしい。この当否については、改めて調べてみたい。池田氏は、ことばが後世発明されたと言って、「広い意味での強制」が当時存在していなかったと匂わせたいのだろうか。しかし、歴史上の事件やことがらをあらわすことばが、後世に発明されたものであっても、それらの事件やことがらが、なかったことにはならない。例えば、「シルクロード」という言葉は、19世紀に生まれた言葉だが、だからといって、ユーラシア大陸の交易路がなかったことにはならない。 池田氏は吉見義明の議論を同語反復に過ぎないと批判する。ちなみに池田氏は書いていないが、「たとえ人が、自由意思でその道を選んだようにみえるときでも、

    「植民地で行なわれることはすべて強制である」なんて書いていないぞ〜池田信夫氏のわら人形論法記事 - davsの日記
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