タグ

ブックマーク / globe.asahi.com (30)

  • ドイツを悩ます「大家族犯罪」 法より「一家のおきて」重視で凶行や迷惑行為に関与:朝日新聞GLOBE+

    ベルリンの公園で開かれたお祭りで、口論の末に刺されて死亡した25歳のアラブ系大家族の男性の葬儀に参列するため集まった人々。男性は約1000人を数えた=2022年5月5日、ベルリン、ロイター 「大家族」に厳密な定義はありませんが、一般的にドイツに移民してきた歴史背景を持つ民族集団で、一族の長を中心に、大勢の子どもだけでなく、いとこや結婚で結ばれた姻族も含み、ドイツ生まれの2世、3世も含む大きな集団を指します。一つの大家族が数百人規模、数千人規模であることも珍しくありません。 「大家族犯罪」について、ドイツの刑事警察はほかにMhallamiye-Kurden(和訳「マラミエ・クルド人」)(※1)という言い方もしています。 ドイツの連邦刑事庁(BKA)によるとドイツには約200万人のマラミエ・クルド人が住んでいます。その数はベルリン、ブレーメンやニーダーザクセン州など北部や、西部ノルトライン=ヴ

    ドイツを悩ます「大家族犯罪」 法より「一家のおきて」重視で凶行や迷惑行為に関与:朝日新聞GLOBE+
  • 自称すれば女性?トランスジェンダーへの誤解 マジョリティーは想像で語らないで:朝日新聞GLOBE+

    1967年生まれ。大学では音楽系の授業とジェンダーセクシュアリティの授業を担当。GID学会所属。学校教育機関、各種団体、自治体、弁護士協会、テレビや新聞社での研修・講演、一般向け講座、企業のLGBTQ対応監修、新聞での人権コラム執筆やラジオ出演など幅広く担当。2003年頃からトランスジェンダーの自助グループや医療関係者と関わりながら今に至る。 トランス女性の権利と女性の安全が対立? 近頃ネットやSNSを中心にトランスジェンダー、特にトランス女性に対してのヘイトスピーチが溢れている。「トランスジェンダーの権利を認めると女性の安全が脅かされる」という主張で、具体的には「女子トイレや女湯に、トランス女性だと名乗る男性が入ってきて、性犯罪が増える」「男性が『心は女だ』と言えば女湯に入れるようになり、これを拒むと差別になるらしい」というものだ。 「性犯罪が増える」と聞けば瞬間的に「それはダメだ」と思

    自称すれば女性?トランスジェンダーへの誤解 マジョリティーは想像で語らないで:朝日新聞GLOBE+
  • 堀江貴文氏が考える、いま起業するならこの分野「ITなんかもう超絶レッドオーシャン」:朝日新聞GLOBE+

    堀江貴文さんとアニス・ウッザマンさんの対談の様子 堀江さんは7月6日、京都大学で開かれたスタートアップの世界的なピッチコンテスト「スタートアップワールドカップ2023」の国内予選にゲストとして登壇。主催するアメリカのベンチャーキャピタル「ペガサス・テック・ベンチャーズ」代表、アニス・ウッザマン氏と対談した。 テーマは「日のベンチャー企業が世界で輝くために」で、堀江さんは自身の起業経験や、今後、世界市場でも競争力がある分野について語った。対談の主な内容は次のとおり。(以下、敬称略) 対談した堀江貴文さん(右)とアニス・ウッザマンさん=7月6日、京都大、関根和弘撮影 ウッザマン 堀江さんはこれまで色んな企業を作ってきました。大学にいたときにも作ったと思うんですが、起業したきっかけや、そのときどんな挑戦があって、どう乗り越えたのか、聞かせて下さい。 堀江 僕は東京大学の在学中に会社を作ったんで

    堀江貴文氏が考える、いま起業するならこの分野「ITなんかもう超絶レッドオーシャン」:朝日新聞GLOBE+
  • ジャニー喜多川氏の少年たちへの性加害疑惑 英BBC番組の制作者「沈黙の壁あった」:朝日新聞GLOBE+

    番組名は「J-POPの捕者 秘められたスキャンダル」(原題=Predator: The Secret Scandal of J-Pop)。イギリス国では3月7日(日時間8日)に放映された。日では3月18、19両日に放送や配信が予定されている。 日での放映に先立って17日、東京都内の日外国特派員協会(FCCJ)で編が上映され、取材にあたったジャーナリストとディレクターとによるオンライン会見が開かれた。 会見で、取材にあたったジャーナリストのモビーン・アザー氏は「私たちは取材でここまで『沈黙の壁』にぶつかるとは思っていませんでした。組織やジャーナリスト、企業、音楽業界の人々は自分たちの経験を共有したがらず、意味のある形で関わろうとしませんでした。番組の最大の狙いは議論を呼び起こすことにあります」と述べた。 オンラインで会見したジャーナリストのモビーン・アザー氏=2023年3月17

    ジャニー喜多川氏の少年たちへの性加害疑惑 英BBC番組の制作者「沈黙の壁あった」:朝日新聞GLOBE+
  • ウクライナ侵攻、「戦え一択」にかき消される即時停戦の声 被爆地・広島からの訴え:朝日新聞GLOBE+

    戦争反対」の声すら上げづらく… ロシアウクライナ侵攻から1年を前にした今年1月28日、被爆地・広島にある「広島市まちづくり市民交流プラザ」で、「記憶と継承」をテーマにNPO法人ワールド・フレンドシップ・センターが主催した講演会が開かれた。 講師は、元広島市長の平岡敬さん(95)。1927年に大阪市で生まれ、学徒動員中に朝鮮半島で終戦を迎えた。広島の地元紙・中国新聞の記者として在韓被爆者問題を掘り起こし、1991年から広島市長を2期8年務め、現職時代の1995年にはオランダ・ハーグの国際司法裁判所(ICJ)で核兵器の違法性を証言した。著書に「無援の海峡 ヒロシマの声 被爆朝鮮人の声」「希望のヒロシマ」「時代と記憶 メディア・朝鮮・ヒロシマ」などがある。 平岡さんは冒頭、岸田政権が安全保障関連3文書を閣議決定して敵基地攻撃能力(反撃能力)の保有を明記し、2023年度から5年間の防衛費大幅増

    ウクライナ侵攻、「戦え一択」にかき消される即時停戦の声 被爆地・広島からの訴え:朝日新聞GLOBE+
  • 要衝バフムートは塹壕戦 ロシアは夜襲、「捨て石」の囚人兵…ウクライナ兵が証言:朝日新聞GLOBE+

    ウクライナ東部のバフムートで戦うアンドレイ中尉(右から2人目)ら=11月、人によるテレグラムへの投稿より ――ドンバスの親ロシア派武装勢力が11月28日、「バフムートの包囲が近い」と述べたが、その可能性は? 今、ロシアが狙っているのは、バフムート市周辺の村落に陣地を築き、バフムート市を包囲することです。 ロシア軍がある地点で数百メートル前進したりすることはあり、ロシアはそれを、あたかも大戦果のように宣伝しますが、「ロシアがバフムートを包囲しそうだ」という状況では全くありません。今後もないでしょう。 バフムート市内は完全にウクライナ軍がコントロールしており、周辺の村落でもロシアの攻撃を撃退しています。しかし、非常に厳しい戦いです。 バフムートの位置=Googleマップより ――ゼレンスキー大統領が最近、バフムートについて、「最もホットで、痛ましい戦いが行われている場所」と述べた。何が困難な

    要衝バフムートは塹壕戦 ロシアは夜襲、「捨て石」の囚人兵…ウクライナ兵が証言:朝日新聞GLOBE+
  • ベトナムがEVを世界に売り込む 「下請け」から、自国ブランドで「先進国入り」の野望:朝日新聞GLOBE+

    「我々が何者か。初めての方には少し自己紹介が必要かもしれません」 今年4月、ニューヨーク。新型コロナによる中止を経て3年ぶりに開催された国際自動車ショーで、ベトナムの自動車メーカー「ビンファスト」のエマニュエル・ブレ副最高経営責任者はそう言って、背後に並んだ3車種の電気自動車(EV)をアピールし始めた。 ビンファストはベトナムが生んだ唯一の自動車メーカー。親会社のビングループは、不動産・リゾート開発やヘルスケア、教育事業などを手がける大手複合企業で、ベトナムで知らない人はいない。 しかし、欧米や日での販売実績はなく、世界的には無名の存在だ。ブレ氏は控えめに自己紹介したが、題のプレゼンでは、成功への自信をにじませた。 ビンファストは2019年、独BMWとのライセンス契約で得た技術をベースにガソリン車の開発を始めた。3年を経た今、ガソリン車の生産を停止。米国や韓国ドイツの企業と提携してバ

    ベトナムがEVを世界に売り込む 「下請け」から、自国ブランドで「先進国入り」の野望:朝日新聞GLOBE+
    thesecret3
    thesecret3 2022/10/17
    テスラと比べて3割安いって、テスラ買おうとした人が3割安いからって代替品としてベトナムのEVを買うとかないよな。別の比較対象はないのかいな。
  • トラクターは農業にとって「諸刃の剣」、収穫増えたが土壌劣化招く 藤原辰史氏の警鐘:朝日新聞GLOBE+

    ――耕すという行為はそもそも、人類にとってどのような行為だといえるのでしょうか。 耕すという行為は農業の基で、人類が農業を始めてからずっと続いてきたものです。狩猟・採集とは異なり、みずから自然に働きかけて、自分たちに有用な植物の育ちやすい環境を整えていきます。 耕すことで土壌の構造をふかふかにし、水がたまりやすいようにして、人間が飼いならした植物を自然の厳しさから守っています。耕すことは、人類の文化の基であるといえます。 ――人類の文化という点で考えると、20世紀の農業の機械化がもたらした変化についてはどのように考えていますか。 ウシやウマなど動物の力も使い長きにわたって土壌を耕してきた人類にとって、20世紀に決定的ともいうべき変化が起こりました。トラクターの登場です。 内燃機関を持ち、非常に短時間でかつダイナミックに土を深く耕すことができるようになりました。 トラクターは化学肥料とセ

    トラクターは農業にとって「諸刃の剣」、収穫増えたが土壌劣化招く 藤原辰史氏の警鐘:朝日新聞GLOBE+
    thesecret3
    thesecret3 2022/09/26
    トラクター重すぎとかいう話ではなかった。70億の人口を支えないといけなくて、産業革命前は人は餓死してた。
  • 「ヴィーガン給食」採り入れた公立小学校 みんなで食べられ、みんながおいしい:朝日新聞GLOBE+

    4時間目の終わりを告げるチャイムが鳴り、給当番が準備を始めた。東京都八王子市立浅川小学校のこの日の献立は「ごはん、生揚げのみそ炒め、なめこのみそ汁、茎わかめのごま風味」。いつもの牛乳の代わりにはリンゴジュースで、約605キロカロリー。今年度から始まった2カ月に1回のペースである「エブリワン・ヴィーガン」は公立校で初の定期的な取り組みだ。 ■朝イチで昆布だしをとる ヴィーガンをよそう給当番の児童たち 学校では児童のアレルギーの状況を把握し、品アレルギーのある子どもたちにはアレルゲンを取り除いた「除去」の給を日々出している。これまで、月に1回の「エブリワン給」の日は、幅広いアレルゲンに対応した事を出し、なるべくみんなが同じものをべられるように取り組んできた。さらにの多様性と環境について考えるきっかけにしたいと、以前からあった取り組みを「エブリワン・ヴィーガン」に発

    「ヴィーガン給食」採り入れた公立小学校 みんなで食べられ、みんながおいしい:朝日新聞GLOBE+
  • タリバンのアフガニスタン速攻制圧なぜ? 7年前から「寸止め」、農村支配で都市包囲:朝日新聞GLOBE+

    治安維持の名目で、カブール市内に展開するイスラム主義勢力タリバンの特殊部隊とされる画像。8月23日、タリバン構成員が朝日新聞に提供した 首都に進軍してきたタリバンの映像を見て、気付いた点がある。彼らが手にしている自動小銃は、30年近く続いた戦いの中で彼らが使い続けてきた旧ソ連型のカラシニコフではない。世界各地の戦場で米兵が携行し、アフガン政府軍にも配ってきたM16だった。タリバンに対して、政府軍が武器を渡して投降したことを物語る。 2001年、米軍の圧倒的な軍事力を前にタリバンは政権を追われ敗走した。戦闘員の多くは、農村部や隣国パキスタンに逃れて身を隠した。当時、パキスタン側で取材したタリバン構成員は「いつでも反撃に出る。復讐は100年たっても遅くないということわざがある」と語ったが、当時、私はまったく現実味を感じなかった。 しばらくすると、タリバンはアフガン各地でゲリラ攻撃や爆弾テロを仕

    タリバンのアフガニスタン速攻制圧なぜ? 7年前から「寸止め」、農村支配で都市包囲:朝日新聞GLOBE+
  • 五輪開会式、出演消えたアフリカ人アーティスト 「人種が理由としか…」消えない疑問:朝日新聞GLOBE+

    東京オリンピックは7月23日夜に開会式を迎えるが、直前になって開閉会式のディレクターたちが過去の言動を問題視され、解任や辞任に追い込まれる異常事態になっている。 そしてまた一つ、開会式をめぐって騒動が起きた。日在住のアフリカ出身の演奏家が、開会式に出演することになっていたが、直前になってキャンセルされたという。 男性はことの経緯をFacebookに投稿。それを読んだユーザーたちの憤りの声がSNS上で拡散している。 「人種を理由にキャンセルされたとしか思えない」。そう訴える男性に話を聞いた。 ※末尾に組織委側のコメントの追記あり Facebookに投稿したのは、西アフリカ・セネガル出身の打楽器奏者ラティール・シーさん(48)。首都ダカール沖にあるゴレ島で生まれた。奴隷貿易の拠点だった「奴隷の島」として知られる。 1995年に来日し、東京を拠点に世界各地でライブを開いたり、テレビCMの音楽

    五輪開会式、出演消えたアフリカ人アーティスト 「人種が理由としか…」消えない疑問:朝日新聞GLOBE+
  • 健常者が持つ「特権」、障害者が求めるのはわがまま? 全盲弁護士の答え:朝日新聞GLOBE+

    おおごだ・まこと おおごだ法律事務所代表。第一東京弁護士会所属。2006年に司法試験に合格、全盲の人としては3人目。翌年、弁護士登録し、2009年から日弁護士連合会の「障がいのある人に対する差別を禁止する法律に関する特別部会」の委員を務める。で全盲のシンガーソングライター、大石亜矢子さんと、2人の子ども、盲導犬と暮らしている。 ――今回の件について率直にどう感じましたか。 一個人の感想ですが、伊是名さんはつらかったろうなというのが第一ですね。 子どもと一緒にとても楽しみにしていた旅行だったでしょう。何も好き好んで駅員と言い合いをしたくは当然なかったでしょうし、目的地に行けたとはいえ、時間も狂ってしまったし、道中、すごく気持ちはよくなかったろうなと思います。 つらかったろうな、よく頑張ったねと心の底から思いますね。 「わきえまる障害者になりたくない」JR東の対応に声上げた、車いすの伊是名

    健常者が持つ「特権」、障害者が求めるのはわがまま? 全盲弁護士の答え:朝日新聞GLOBE+
  • 「みんなの文化を尊重」かえって溝広げた? 「多文化主義」問い直すヨーロッパ:朝日新聞GLOBE+

    色づき始めた秋の森を抜け、波静かな入り江を渡り、スウェーデンの首都ストックホルムの中心部から郊外電車で30分ほど走ると、コンクリートの団地群が姿を現した。低所得の労働者が暮らす街ボートシルカだ。人口の約55%はシリア、アフガニスタン、インドなどからの移民やその子どもたちで、国籍は160にも及ぶという。 8月、ここで深夜に犬を散歩させていた12歳の少女が射殺され、社会を揺るがした。近くでは毎晩、武装した移民系若者らによると見られる発砲音が響いており、流れ弾を受けたと考えられた。一帯の治安は数年前から悪化し、「行けない地域」(no-go zone)と呼ばれていた。 コンクリートの団地が並ぶボートシルカの街並み この事件にとりわけ衝撃を受けたのは、ボートシルカで住民の交流の場となってきた「多文化センター」だった。問題を深刻に受け止めたスタッフのミカエル・モールベリさん(56)は、移民の代表者とと

    「みんなの文化を尊重」かえって溝広げた? 「多文化主義」問い直すヨーロッパ:朝日新聞GLOBE+
  • なぜ若者の政権支持率は高いのか 学生との対話で見えた、独特の政治感覚:朝日新聞GLOBE+

    東京都知事選を翌日に控えた7月4日、土曜日の昼下がり。私は、ある学生団体が主催するオンライン討論イベントに招かれた。テーマは民主主義。日政府のコロナ対応はうまくいったと思う?  明日の都知事選、どんな視点で投票するんですか?  全国各地から参加してくれた若者たちと意見を交わすうち、都内の大学に通う4年生の男子学生(23)の発言に、メモを取る手がとまった。 「ぼくは選挙に行くとき、候補者の主張を調べはします。でも、どうしても距離を感じてしまうので、多数派から支持を得ている人に投票するようにしています」――。 え、どういうこと?  理由はこうだった。 子育て、年金、医療、働き方……各候補が様々な政策を主張するけれど、どれも「自分ごと」に感じられない。でも、選挙に行かなきゃ大人じゃない。国民の義務を果たしていないと言われたくない。そんなあやふやな考えの自分の1票が変な影響を与えないよう、せめて

    なぜ若者の政権支持率は高いのか 学生との対話で見えた、独特の政治感覚:朝日新聞GLOBE+
  • インドのカースト最下層、ヒンドゥー教捨てて仏教へ 日本から来た僧が後押し:朝日新聞GLOBE+

    ■「新しい人生が始まった」 「私はすべての人間が平等であると信じます。今日、新たな人生を手に入れたと信じます」 昨年10月下旬、刺すような日光を遮る天幕の下で、数百人が手を合わせ、僧に続いて唱和した。改宗の儀式だ。終わると、仏教徒になった証明書を受け取る。「インドのへそ」とも呼ばれ、国土の中心に位置するナーグプル。毎年9~10月の数日間、改宗をする人やそれを祝福する仏教徒ら数十万人が集まる。 約900キロを鉄道でやってきた大学生ラワン・パル(23)は、「不可触民(ダリト)」と呼ばれてきた、カーストで最底辺層の出身。両親の希望で、改宗式にやってきた。「家を借りるのが難しく、ヒンドゥー教寺院に入ることも許されない。学校では教師から避けられ、警察からも嫌がらせ。犬のような扱いだった」 2007年に改宗して以来、毎年この地に来るナラヤン・アムテ(69)は「犬の方がまだいい」とさえ言う。「犬は村の井

    インドのカースト最下層、ヒンドゥー教捨てて仏教へ 日本から来た僧が後押し:朝日新聞GLOBE+
  • 「監視社会=暗黒」の図式で中国を語る日本、重要な視点が抜け落ちている:朝日新聞GLOBE+

    中国企業の監視カメラシステムは、訪れた日の経済人の顔を識別して性別や大体の年齢をはじき出した=2018年9月11日、北京市、福田直之撮影 ■「あしき前例」ではつかみきれない中国の変化 ――監視社会化が進む中国の現状は、日でも知られるようになってきました。その中国を、日では、ジョージ・オーウェルが描いた「1984年」のようなディストピア(暗黒の世界)として論じられることもあります。2019年に出版された著書「幸福な監視国家・中国」では、監視社会化を肯定的に受けとめる中国人に言及されました。これは日人にとっては驚きの事実ともいえますが、多くの中国人はなぜこうした流れをポジティブに受けとめているのでしょうか。 「監視社会化」は、人びとのプライバシーが政府や企業に筒抜けになるという負の側面があるとともに、多くの人びとにとっては行政や金融、医療などのサービスがより便利で効率的に受けられる便益

    「監視社会=暗黒」の図式で中国を語る日本、重要な視点が抜け落ちている:朝日新聞GLOBE+
  • マイナンバーで大混乱 国民管理を優先する政府が繰り返す失敗:朝日新聞GLOBE+

    サーバーダウンでマイナンバーの暗証番号の再設定手続きができないことを透明のビニールシート越しに伝える区役所の職員=2020年5月11日午後、大阪市中央区、細川卓撮影 新型コロナウィルスによって打撃を受ける生活への支援のため、政府は10万円の現金支給を決めたが、このオンライン申請にマイナンバー・カードを必須としたため、自治体窓口などで大混乱が起きている。カードを申し込む人々が急増して、役所で長時間の過密状態がつくり出されただけでなく、電子認証にカードリーダーやアプリも必要で、申請時に暗証番号を5回間違えると手続きができなくなる、1人で複数回の申請ができるといった問題が次々起きている。そもそも政府はなぜ、人々が一刻も早い助けを必要としている時に、16%しか普及していないマイナンバー・カードを求めたのか。その背景には、政府がしがみつく「国民身分証をみんなが持ち歩く国へ」という夢がある。 コロナ危

    マイナンバーで大混乱 国民管理を優先する政府が繰り返す失敗:朝日新聞GLOBE+
  • ミサイル増強すすめる中国軍、なのに具体的な議論ができない日本の問題:朝日新聞GLOBE+

    ――中国軍は日全土を射程に収める中距離ミサイルを2千発ほど持つと言われています。一方の米国は昨年8月まで、ロシアと締結していた「中距離核戦力(INF)全廃条約」によって射程500~5500キロの地上配備型の中距離ミサイル保有を禁じられていたために保有していません。双方の格差は広がるばかりです。 実は日のミサイル防衛は、北朝鮮対処のためのものだ。中国の大量のミサイルを完璧に防御することは物理的にも財政的にも不可能だ。中国が大量の通常弾頭ミサイルで日を攻撃したとしても、米国はいきなり核反撃することはないだろう。しかも現段階では米国は即座に反撃できる通常弾頭の中距離ミサイルを持っておらず、双方には大きな差が開いている。日米は劣勢にあるということを自覚する必要がある。 こうした状況を打開するためには、日米は攻撃能力を導入し、飛んでくるミサイルの数を減らすことで、こちらの防御能力にかかる負荷を

    ミサイル増強すすめる中国軍、なのに具体的な議論ができない日本の問題:朝日新聞GLOBE+
  • 差別を見抜けなかった私 スタンフォード大が教えてくれたこと:朝日新聞GLOBE+

    私の3人の息子の誕生日は、10月と11月に集中しています。 今年は私が3人が住んでいるアメリカに行って、一緒にお祝いをしました。 集まった夜に、三男が、スタンフォード大学で取り組んでいる哲学論文の話をはじめました。 彼の課題はイギリスの哲学者、ジョン・ロックの理論でした。 「人間はみんな自由で、平等で同じ権利の持ち主」とジョン・ロックは主張しています。 教授が論じて欲しいと求めているのは、「国という体制の中で、個人の平等と自由は守られるのか?」という問題でした。 私の理解では、ジョン・ロックは「国という共同体に参加する時は、一定の自由と権利はその体制に預け、その代わりに守ってもらう」という見解の持ち主です。 歴史を振り返ると、ジョン・ロックの思想に基づいて国づくりをしていた人々は、女性に選挙権を与えず、財産のある人や納税者にしか投票をさせなかった。また黒人を人間として認めなかった。決して平

    差別を見抜けなかった私 スタンフォード大が教えてくれたこと:朝日新聞GLOBE+
    thesecret3
    thesecret3 2020/03/09
    なんか、差別とは何かを知ってる人たちのマナーを学ぶ・・みたいなのって広い世界の中で不毛な気がする。個人は差別の意識があっても良くて、制度を作る人は責任をもって法の下の平等を実現すべし、だと思う。
  • アングル:イタリアが「欧州の武漢」に、なぜ新型コロナウイルスの感染は広がったのか:朝日新聞GLOBE+

    新型コロナウイルスを封じ込めるために封鎖された「レッドゾーン」の1つ、サン・フィオラーノ。2月29日撮影(2020年 Marzio Toniolo)

    アングル:イタリアが「欧州の武漢」に、なぜ新型コロナウイルスの感染は広がったのか:朝日新聞GLOBE+