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ブックマーク / www.americakabu.com (11)

  • FIREをしたからといって、資産が減るわけではない - たぱぞうの米国株投資

    FIREをすると資産が減るという前提は当か FIREに対してのいくつかの誤解があるので、改めて書いておこうと思います。1つはFIREをすると、資産が減るという発想です。換言すると、勤め人時代に積み上げた資産を大事に取り崩していくということですね。 よく、FIREをするには資産の4%を生活費として充てていくという発想がありますね。 それで年金支給まで凌いでいくわけです。例えば5000万円あれば200万円、1億ならば400万円、2億ならば800万円です。インデックスファンドのリターンをコンサバに4%と見て、元を毀損しない範囲で取り崩していくのですね。 これはこれで健全ですし、資産形成の目標となる数字です。しかし、同時に4%を意識するとあまりに大きな資産が必要になり、FIREするのに時間が長くかかりすぎるという欠点があります。 友人投資家が「よく株式投資歴30年、20年と言っている人がいる

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  • キャピタルゲインとインカムのどちらを取るのが望ましいのか - たぱぞうの米国株投資

    キャピタルゲインとインカムのどちらをとるのが望ましいのか よく、キャピタルゲインとインカムのどちらを重視するのが望ましいのかということが議論になります。それに関しては、Topdown chartsのこちらの資料が答えになるのでしょう。 キャピタルゲインとインカムのどちらを取るのか 水色がキャピタル、インカムつまり配当が濃い青の部分です。この表を見てもわかるように、米国のリターンの源泉はキャピタルにあります。これには背景があります。 それは、GAFAMなどを中心とした大型グロース株の時価総額の伸長がすさまじいものだったからです。そういう意味では、特に21世紀のGAFAMの成長というのは、IT発の産業革命だったと言えるのでしょう。 また、同時にこのグラフからは重要なことが読み取れます。それは、新興国、あるいは米国を除いた先進国も「世界平均」に勝てないということです。つまり、トータルのリターンを

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  • 老後2000万円問題を投資で乗り切るのか、貯蓄で乗り切るのか - たぱぞうの米国株投資

    老後2000万円問題を投資で乗り切るのか、貯蓄で乗り切るのか 年金だけでは老後の生活は成り立たず、少なくとも2000万円は生活防衛資金として確保しておくことが望ましい。ここまではっきりとは明言せずとも、そのような趣旨のレポートが話題になりました。 世界の目線で見ると、日は年金制度が完備されていると言えます。遺族年金や障害年金を加味して考えると、かなり手厚いと評価されてよいでしょう。しかし、第二次世界大戦をきっかけとするベビーブームが、人口ピラミッドをいびつなものにしています。 老後2000万円不足問題と人口ピラミッド そのため、1人の現役世代が1.2人の老後を支えるという厳しい状況になります。コロナショックでも様々な金融緩和、財政出動がされています。これはそのまま将来への負担として跳ね返ってきます。場合によってはインフレであったり、あるいは国債であったりするわけですね。 未来はわかりませ

    老後2000万円問題を投資で乗り切るのか、貯蓄で乗り切るのか - たぱぞうの米国株投資
  • 組織が個人の思いに寄り添えない時代を生きるということ - たぱぞうの米国株投資

    組織が個人の思いに寄り添えない時代とセミリタイア 今日は少々、ブロガー界隈の話をしたいと思います。テーマはセミリタイアです。昨今、この話題が私の中で熱いのです。 セミリタイア、あるいはアーリーリタイアというのは、一昔前ならばかなりハードルの高い選択だったように思います。 しかし、昨今では急速に広がりを見せています。投資のやり方がネットを通して共有されてきていること、個人のブランディングが容易になったこと、いろいろ要素はあります。 昨今特徴的なのは、能力が高く、組織でも十分やれる人もセミリタイアをしているということでしょうか。 セミリタイアをした、私が知る個人投資家さんはnightwalkerさん、エルさんといった諸先輩方です。ただし、このお二人は50代になってからですので、組織人としてかなり長く勤められてからになります。 私はおおよそ20年組織人として勤め、セミリタイアをしました。そういう

    組織が個人の思いに寄り添えない時代を生きるということ - たぱぞうの米国株投資
  • 労働組合費が高すぎて、労働組合をやめたくなります。 - たぱぞうの米国株投資

    の労働組合はオープンショップ制に基づく 労働組合は労働者の地位や待遇の改善を目指して作られた組織です。日の場合は企業別労働組合や職域別の労働組合という形が多いですね。各企業の労組、職域に関しては自治労などが該当することになります。 雇用者と労働者の関係というのはどうしても労働者のほうが立場が弱くなりますから、連携することで自分たちの権利を主張していこうということですね。ただし、昨今は労働基法などである程度常識的な範囲で労働者の権利は守られるようになっています。 そういう意味では労働組合が強かったころ、戦後から高度成長期にかけての切実さはやや薄れているといっても良いでしょう。逆に、恵まれた環境だと組合に所属する意味を見いだせず、やめてしまう人もいますね。 日は「オープンショップ制」に基づく労働組合ですので、労働組合を抜けても待遇面では変わらないことが多いです。日ではほとんど見られ

    労働組合費が高すぎて、労働組合をやめたくなります。 - たぱぞうの米国株投資
  • 住宅ローン金利の実態と見直しの大切さ - たぱぞうの米国株投資

    住宅ローン金利の実態 低金利と言われて久しいですね。日国外では必ずしもそうではないのですが、日の金利はゼロ金利は脱したものの依然低いままです。 さて、日住宅ローンはこのような背景もあって各段に安くなっています。ある意味では借りやすい住宅ローンですが、その実態調査を住宅金融支援機構がまとめていますのでご紹介します。 フルローンで住宅ローンを組むケースが圧倒的に多い ※住宅金融支援機構調べ 変動、固定期間選択、全期間固定、すべての住宅ローンにおいて、フルローン状態で借りるケースが多いことが分かります。5000万の家を買うならば、ほぼほぼ5000万円借り切るというケースですね。 中には100%超えのオーバーローンというケースも数パーセントありますね。住宅ローン利用者はせいぜい3割、4割程度しか資金を入れないということです。これは低金利で借りやすいというのがあります。かくいう私もフルローン

    住宅ローン金利の実態と見直しの大切さ - たぱぞうの米国株投資
  • 日本の労働生産性の低さと企業不祥事 - たぱぞうの米国株投資

    労働生産性の低さは今に始まったことではない 日の労働生産性の低さは今に始まったことではありません。日の経済成長が著しかったころも低いままでした。経済が停滞し、スケープゴート的に焦点化され始めているような印象がありますが、そうではありません。 かつて、労働生産性の低さが今ほどあまり問題にならなかったのは、給与が増え続けていたからです。そのころは社会保障負担などの税負担が今よりも軽いものでした。つまり、給与だけでなく最終的な手取りや可処分所得も増え続けるという時代だったのです。 今は給与はほぼ横ばいですが、社会保障費が増大していますから、手取りが減少し続けています。 また、戦前、戦後の暮らしがあまりにひどかったのもプラスに作用しました。人は相対の中で生きていますから、「あの時代に比べればはるかに良い」という限られた比較対象からくる幸福感が、生産性の低さを覆い隠していました。 関連して昔は長

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  • いざなぎ景気超え、戦後2番目の長期景気拡大期の日本 - たぱぞうの米国株投資

    いざなぎ景気を超えて戦後2番目の長期景気拡大期 第2次安倍内閣が発足した2012年12月から「緩やかな景気回復基調」が続いています。高度成長期である1965年11月から1970年7月までの景気拡大期を「いざなぎ景気」と言います。 2012年12月から2017年9月まで景気拡大を続けたということで、日経済は戦後2番目の長期景気拡大傾向ということになりました。 飲や運輸などの一部の業界で人手不足が言われて久しいです。また、実際に求人倍率も非常に低い水準で落ち着いており、景気拡大期にあることは確かなようです。 戦後の景気拡大、期間別ランキング 戦後の景気拡大期の期間別ランキングをまとめてみました。 1位いざなみ景気(2002年2月~2008年2月・73か月) 小泉首相時代の景気拡大期です。メガバンクも含んだ金融危機から立ち直り、2006年のライブドアショックを経て、2008年サブプライム問題

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  • 「やりがいのある仕事」という幻想 - たぱぞうの米国株投資

    森博嗣氏という非凡の人の職業観 森博嗣氏の新書版です。発刊自体は2013年ですが、行きつけの書店で平積みされていたので手に取りました。 「やりがいのある仕事」という幻想 作者: 森博嗣 出版社/メーカー: 朝日新聞出版 発売日: 2013/07/02 メディア: Kindle版 この商品を含むブログ (3件) を見る 森博嗣氏は建築業を営む家に生まれました。その後、中部地方の有名校である東海高校、名古屋大学工学部、院に進み、名古屋大学の助教授になっています。 名古屋大学在学中は同人誌活動で名が知られ、その縁でイラストレーターである、ささきすばる氏とご結婚されています。 工学博士として日建築学会や日材料学会でいくつも賞を受賞されています。他方、名古屋大学助教授在職中に「すべてがFになる」で作家デビューします。作品は比較的多作で、作品累計1300万部を売り上げました。 結局、著作の収益が国

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  • JR北海道の経営に日本の将来を見る - たぱぞうの米国株投資

    JR北海道の経営状況がすさまじい JR北海道の赤字体質は他人ごとではありません。JRだけでなく、札幌圏以外の町村の地方交付税交付金や国庫支出金の割合の大きさは殆ど危機的と言って良く、もはや国の支援なしでは成り立ちません。 しかもJR北海道は全路線において赤字です。赤字路線を廃止して、黒字路線を残せば経営的には立て直しができます。しかし、全路線赤字ですから、そういう単純なことでは立て直せません。 収益性の低さは群を抜いています。 JR北海道の営業係数が苦境を物語る 100円の営業収益を上げるために、どれだけの営業費用を要するかという数値があります。それを営業係数といいます。 留萌線・留萌~増毛 2538(4554) 札沼線・医療大学~新十津川 2213(2162) 日高線・苫小牧~様似 2125(1179) 根室線・富良野~新得 1854(1591) 留萌線・深川~留萌 1342(1508)

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  • 日本の家電業界に求められるイノベーティブな商品 - たぱぞうの米国株投資

    の家電メーカーの苦境の原因をテレビリモコンから探る 日の家電メーカーから画期的な商品が出なくなって久しいです。高付加価値を追求する姿勢は伝わりますが、複雑で分かりにくくなっている傾向にあります。 例えば家電リモコンのボタンが多すぎます。日の家電のボタンの多さに慣れてしまった面もあるので、「こんなもんか」と思っていました。 しかし、そうではないということがわかりました。先日アマゾンプライムに入り、fireTVを購入しました。 ボタンのシンプルさ、分かりやすさに驚きました。 両脇はテレビとDVDレコーダのリモコンです。下の部分はメーカー名が入っているので画像を切りましたが、どこのメーカーもこんな感じでボタンが並びまくっているのではないでしょうかね。 真ん中がFireTVのリモコンです。たったこれだけです。 そういえば、ipodが出たころもボタン1つしかなくて話題になりました。ipodも

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    thesecret3
    thesecret3 2016/11/05
    無印がやってるみたいに、メーカーではなくショップがデザインとブランドを持つようにできないのかな。ボタンが少ないのがいいとは限らないわけで。
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