東京 豊島区にある、空き地の売買をめぐり、都内の不動産会社からおよそ2億円をだまし取ったとして、いわゆる地面師グループとみられる3人が詐欺の疑いで逮捕されました。警視庁は、このうちの1人が売り主の不動産会社に社員として入り込み、被害者を信用させた疑いがあるとみて調べています。 逮捕されたのは、栃木県下野市の無職、上野健二容疑者(57)ら、3人です。 警視庁によりますと、3年前の2018年、東京 豊島区目白にあるおよそ360平方メートルの空き地をめぐり、都内の不動産会社から売買代金、およそ2億円をだまし取ったとして詐欺の疑いが持たれています。 売り主は、都内の別の不動産会社でしたが、3人のうち1人が、この会社に社員として入り込み、売買契約の窓口となって被害者を信用させた疑いがあるということです。 そのうえで、売り主の会社と同じ名前の別会社を設立し、その口座に売買代金を振り込ませていたというこ