海上自衛隊の潜水艦の乗組員に初めて女性が起用されることになり、広島県呉市にある訓練施設に女性自衛官が初めて入校しました。 広島県呉市にある海上自衛隊の「潜水艦教育訓練隊」で行われた入校式には、女性自衛官として初めて入校した竹之内里咲3等海尉(26)を含む20人の自衛官が出席しました。 まず隊員が声をそろえて「強い責任感を持って専心職務の遂行にあたる」と宣誓し、潜水艦隊司令官の高島辰彦海将が「女性乗組員の教育を開始するなど、潜水艦部隊は今まさに変革の時にある。真に強くかつ豊かな人間性を身につける努力をしてほしい」と訓示しました。 海上自衛隊の潜水艦は、艦艇のスペースが狭くプライバシーの確保が難しいことなどから、海上自衛隊の現場の部隊で唯一、男性だけを対象にしてきましたが、乗組員のなり手の不足が課題となっていて女性の起用を決めました。 入隊した隊員たちは5か月にわたり必要な知識を学んだあと、1