ソニーが5月28日に発表したスピーカーシステム「Sountina」(サウンティーナ)は、ルックスも音もユニークだ。高さ185センチの円筒形で、上半分は透明なガラス管。しかも近くに立っていても、離れていても同じような音量で聞こえるという、なんとも不思議な特性を持っている。 開発を担当した同社オーディオ事業本部ホームオーディオ事業部技術部スピーカー設計2課のアコースティックマネジャー、道下政美氏にその秘密を聞いた。 「Sountina」と開発を担当したソニーオーディオ事業本部、ホームオーディオ事業部技術部スピーカー設計2課の道下政美アコースティックマネジャー。「Sountina」は6月20日に発売予定、価格は105万円 ――ガラス管がツィーターの振動板代わりになるというのはユニークですが、そのメリットは何でしょう 見た目の印象が独特ということもありますが、特徴的なのはスピーカーの近くで聴いても