まさか伝承の油田か…水路の底から突然、油湧く 盛岡市羽場の水路の底から突然、油が湧きだし、付近の住民を驚かせている。 盛岡市が吸着マットで回収しているが、発覚から2日たっても止まらない。 「石油が湧いた」と話す住民もいるが、原因はわからず、謎を呼んでいる。 市環境企画課によると、29日午前9時頃、近所の住民から通報があった。 幅約40センチの水路の底の土から黒い油が湧き出し、一時は木伏川に流れ込んだ。 市はオイルフェンスも設置し、下流への流出を防いでいる。 回収量から1日7リットル程度が湧出しているとみられる。大量の油を使う施設は今のところ確認されていない。 (中略) 盛岡市の現場の約2キロ西には「油田あぶらでん」という地名がある。 リンゴ畑や水田が広がるが、油が出たという伝承がある。 地元の下舘正行さん(73)は「子供の頃、祖父や先生から『昔、油が湧いたらしい』と聞