端末やファイルを使用不要な状態にして、「復旧してほしければお金を払え」と要求する「ランサムウエア」(身代金要求型マルウエア)による攻撃が増えつつある。2014年6月には、端末内のファイルを勝手に暗号化して金銭を要求するランサムウエアが、Android向けでは初めて見つかった。「セーフモード」を活用した感染時の対処法や、感染を予防する方法などについて紹介する。 ランサムウエアの数や種類が2013年頃から急増している。Android端末を狙ったランサムウエアも既に複数見つかっている。例えば2013年6月に発見された「Android Defender」や2014年5月に見つかった「Koler」は、いずれも端末をロックして「身代金」を要求するランサムウエアである。 ファイルを暗号化して金銭を要求 2014年6月には、端末内のファイルを勝手に暗号化して金銭を要求するランサムウエアが、Android向
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