ブックマーク / bunshun.jp (69)

  • ソニー創業者・盛田昭夫が53年前に提唱した「働かない重役追放論」 | 文春アーカイブス | 文春オンライン

    盛田昭夫氏は、終戦直後の1946年に井深大氏とともに東京通信工業株式会社(後のソニー)を設立した。ソニー副社長だった盛田氏は、1960年、米国にソニーの現地法人が設立されると同社の社長に就任。アメリカのビジネス界から強い刺激を受けたようだ。 その盛田氏が、東京五輪が行われた1964年に先進的なコーポレートマネジメント論を発表していた。 ジャーナリスト・大西康之氏の解説付き。 出典:「文藝春秋」1964年7月号 いま日では、自由化対策とか開放経済にどう対処するのかということが、焦眉の急となっている。温室育ちの促成栽培も一応軌道にのって、世界の耳目を驚かすほどの経済成長を示しはじめたので、もはや一人前と認められて、弱肉強の自由競争の世界にひきずりこまれ、いやが応でもそこで生きていかねばならなくなったのである。 日の企業に真の国際競争力があるか、厳しい世界の自由経済の中で生きぬくだけの実力

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    tick2tack 2017/08/26
  • 現代日本を覆う「あの敗戦のようなパターン」な空気感(山本 一郎) | 文春オンライン

    「忖度」という言葉が独り歩きした2017年でしたが、終戦記念日を迎えてこの数年ひしひしと感じていることがありまして。 小池百合子女史の「私はAI」発言という物件 「空気を読む」ってあるじゃないですか。きっとみんなこう思ってるんだろうなあ、って先回りして、自分の意見を押し殺すやつ。そんな日社会や組織で良くあることとして、トップが突然何故か頓珍漢なことを言い出すっていうのがあります。「あれやろう」とか「こうしよう」とか、意気込みは分かるんだけど、「ああ、これはきっと上手くいかないんだろうな」と思うようなことをやり始めるのです。それって合理的なの?  当に実現できると思ってそう言ってるの?  誰に相談したの?  賛成とか反対とか、それなりに吟味した結果がそのトップダウン?  マジで? 現場として疑問に思うことは多々あれど、うっかり反対意見を言って、上から睨まれると面倒くさいし未来が閉ざされる

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    tick2tack 2017/08/18
    “誰しも失敗の責任は取りたくないし、切り捨てられる側に回るのはまっぴらだ。どうせ駄目なら静かにして目を付けられず、人生の最後までしがみついていたい、たとえ沈む瞬間までの命だったとしても”
  • 学者とマニア、右と左の「中間領域」から過去を問う 近現代史研究家・辻田真佐憲が「戦争」を書く理由 | 文春オンライン

    戦後72年。かの戦争体験の声が次第に聞けなくなっている今、証言者たちの“孫世代”の中に、声を拾い、研究を深め、表現をする人たちがいる。 戦争から遠く離れて、今なぜ戦争を書くのか――。 インタビューシリーズ第2回は近現代史研究家の辻田真佐憲さん。『ふしぎな君が代』『大営発表』『文部省の研究』など、政治文化の関係を主軸に研究を展開する辻田さんが考える「戦争を問い続ける」意味とは何か? ◆ 森友・加計学園問題と『文部省の研究』 ――森友学園、加計学園と今年は何かと文部科学省案件の問題が政治を揺さぶっています。そんな中に出版された『文部省の研究』では、国民道徳の規範として「教育勅語」が戦前、戦中、そして戦後どう使われてきたかが一つのテーマになっていて、森友学園問題を予見していたかのような感じさえ持ちました。 辻田 出版のタイミングは全くの偶然です。ただ以前から森友学園は「軍歌を歌わせる幼稚園」

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    tick2tack 2017/08/15
    “ネット空間は、オタク系のコンテンツが紐付けば、今まで批判していたものがコロッと変わるところがある”w
  • 三浦瑠麗「日本に平和のための徴兵制を」 | 文春オンライン

    三浦瑠麗氏 集団的自衛権の行使容認は、戦後安全保障のコンセンサスから一歩踏み出した転機であった。リベラル陣営は日を「戦争ができる国」にしようとしているとして安倍政権を非難する。反対論の多くは、国民の意思とは別に法律家の解釈を守ることで政府の手を縛り、結果的に平和を達成するという発想に基づいている。だが、実際の軍事介入の判断は民主主義のプロセスを通じて行われるのだから、民主主義を否定する形での平和論は脆弱なばかりか民主主義を弱くする危険をも秘めている。そろそろ日にも民主主義が平和に資する判断を導くための議論が必要なのではないだろうか。 翻(ひるがえ)って現代の米欧世界では、安全保障論議を巡る構造はまるで違う。そこでは、人道や民主主義の理想に基づいて積極的介入主義を取るリベラルなタカ派と、伝統的な安全保障観を有し介入に懐疑的な保守派が対峙している。そこで行われている主要な戦争は、二〇〇三年

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    tick2tack 2017/08/14
    "血のコストを忘れた国民は好戦的になる" 徴兵もまた過去に徴兵を済ませた人たちの好戦的態度を促進させる効果があるのでは?
  • あなたの言う「フェイクニュース」は、「オルトファクト」の間違いかもしれない | 文春オンライン

    「フェイクニュース」という言葉は、いまでは敵対する相手へのレッテル張りのツールになりつつあるようだ。 フェイクニュースは、日語で言えば要するに「デマ」「偽記事」である。虚偽の記事であることが明確に証明でき、それに多くの人々が同意できるのであれば、「それは虚偽です」と指摘するだけで済む。こういうケースの典型は、昨年のDeNAキュレーションメディア事件だ。 DeNAが運営する医療メディア「ウェルク」は、たとえばこんな記事を書いていた。「肩こりがひどいのは病気が原因?」という見出しで、「肩の痛みや肩こりなどは、例えば動物霊などがエネルギーを搾取するために憑いた場合など、霊的なトラブルを抱えた方に起こりやすい」。これが虚偽であることを否定する人はあんまりいないだろう。だからウェルクは閉鎖され、DeNAの幹部が謝罪する事態になった。 ところがいま蔓延しているのは、社会の大多数が同意できるような明白

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    tick2tack 2017/07/18
    人によって事実認識が大きく違ってきてる、という指摘。認識を合わせるために科学など学問があるが、情報が多すぎて一般人に扱えなくなってるのかも。
  • オタクがオタクでなくなるとき | 文春オンライン

    ネットの時代になって、そういう希少な趣味でも同好の士を見つけることが簡単になったこともあり、国内や海外の情報サイトを漁って最新のゲーム事情、新たなゲームトレンドを追いかけたり、逆にボードゲームの過去の名作がオンラインサポートされるようになったと言われたら、海外の大学の面々と何週間もかけて「ディプロマシー」という古い古いゲームでネット対戦したりするのです。 子供のころは時間がたくさんあって、使い切れないほどの時間と足りない小遣いの間で創意工夫しながら好きを極めてきました。好きでやっているから、熱中しているあいだはどれだけ無茶苦茶をやっても疲れない無敵の自分を経験します。他人から見れば物好きでしかないのだけれど、自分にとってはそれが価値だし、やり遂げなければならないと決めた以上は「信長の野望」が描き出す戦国の世界を飛騨・姉小路家で統一したり、「シヴィライゼーション」はエジプトで遺産という遺産を

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    tick2tack 2017/05/11
    長くやってたことをやめる時の不安から周りを巻き込もうとするかのような文章。/ 何にどれだけリソースを振り分けるかという話だから、振り分け方次第
  • DeNA採用担当者が就活女子大生をホテルに連れ込み | 文春オンライン

    DeNA社の入る渋谷ヒカリエ ©共同通信社 「かつてDeNAは、私にとって憧れの企業でしたが、未練は全くありません。あの晩の出来事を思い返す度に、やりきれなさがこみ上げてきます」 小誌に涙ながらに告発するのは、昨年、DeNAの入社試験を受けたA子さん(23)だ。 DeNAといえば、1999年に南場智子氏が創業して以来、瞬く間に東証一部に上り詰め、今ではプロ野球球団も保持する“ベンチャー企業の雄”。都内の有名大学に在籍していたA子さんがその門を叩いたのは、昨年春のことだった。 選考の過程でA子さんは、同社の面接担当者である20代の男性社員X氏との〈事をしながらの面接〉に臨むことになった。 「メールに記された日程候補はいずれも19時から22時までの遅い時間帯でした。違和感を感じましたが、『選考だから』と割り切りました」(A子さん) 最初の居酒屋での面接の後、X氏に「時間があるからもう少し、

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    tick2tack 2017/04/25
  • 「科学よりも風評」「安全より安心」な日本人の感情論が科学を停滞させる | 文春オンライン

    自分の得意分野でニュースがあるとテレビや新聞雑誌の取材を受けたり、情報番組に呼ばれたり、月に2度ほど朝の番組でコメンテーターをやったりする私ですが、一番困るのは「得意でない話を振られたとき、自分でもクソみたいなコメントを言わざるを得なくなる現象」というものがあります。とりわけ、どこかに台風が来た、地震が起きた、殺人事件があった、大変な交通事故だ、いろんな問題が起きたとき、MCの大御所から「どう思いますか」とか振られるわけですよ。もうね、ただただ「お大事に」としか言えなくなるわけです。面白いことを言おうとすれば不謹慎だし、何も語れなければ置物扱いされてしまいます。洪水が起きて家の前の道が濁流になっている映像を必死になって伝えているレポーターを見て「うわ、住人も仕事で現地行くディレクターさんもレポーターも大変だな」と思うけど、意見を求められる私に洪水の知識などあるはずもない。でも、メディアとい

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    tick2tack 2017/03/31
    ROYGBのブコメ、逆を言えばウソを言ってたからという理由で、科学的安全性が確認されたことがひっくり返るわけでもない / 専門家を鵜呑みにしないというのはありだが、それは別系統の判断方法を用意してのことだからな
  • 左派朝日新聞vs極右幼稚園 | 文春オンライン

    米・トランプ大統領とのゴルフ外交に挑み成功裏に終えた安倍晋三首相、その会談のツカミにこんな話をしたと伝えられています。 安倍「あなたはニューヨーク・タイムズ(NYT)に徹底的にたたかれた。私もNYTと提携している朝日新聞に徹底的にたたかれた。だが、私は勝った」 トランプ「おう、私も勝った!」 そ、そうですね……。 まあ、両者がメディアから叩かれている内容は違うような気もしますが……。権力者を監視し批判するのがメディアの役割であるとはいえ、何かしようとすると必ずいちゃもんをつけてくるマスコミが陶しいという気持ちを持ちやすいのは分かります。 右まっしぐらな学校法人「森友学園」と焦げ臭い土地 で、先日は「教育勅語の活用」など、いろんな意味で右まっしぐらな学校法人「森友学園」に対し、財務省の近畿財務局が格安の値段で国有地を払い下げていたことが、朝日新聞の報道で改めて表沙汰になりました。もちろん、

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    tick2tack 2017/02/24
    "百鬼夜行" 新しい「どっちもどっち」の言い換えだな / 朝日の払い下げの話から、国有地払い下げとはどういうことかを詳しく解説、とかなら面白かったのだが / タイトルは編集部でしょ