会計検査院が日本教職員組合(日教組)傘下の道府県教組の「ヤミ専従」に初めて焦点を当てて調査することになった。勤務時間中に無許可で組合活動を行う「ヤミ専従」は、これまであまり明らかになっていないが、調査で全容が浮き彫りになる可能性は高い。 公立学校の教職員が公務員の身分のまま組合活動に専従したり、選挙活動に従事するのは、原則、地方公務員法35条の職務専念義務に違反する。しかし、実際は「職員団体のための職員の行為の制限の特例に関する条例」(ながら条例)が都道府県ごとに制定され、ヤミ専従の抜け道となったとの指摘があった。 平成11年には広島県で、年休届を出して組合活動をした後に年休届を破り捨て、休暇を消化しない「破り年休」が発覚。給与の返還を求めた広島県が起こした訴訟で、広島高裁は教職員側敗訴の判決を出した。こうした「破り年休」や、鉛筆で年休簿に記入し、後で消す「鉛筆年休」は北海道や三重県などで
4基金 条例なく放置 宮古島市 合併から5年間 3600万円使途確認できず 地域 2010年9月20日 09時08分(51分前に更新) 【宮古島】2005年10月に旧5市町村が合併した宮古島市で、根拠となる条例が制定されていない四つの「基金」が、合併後約5年間存在していたことが、19日までに分かった。県市町村課は「条例がない基金は地方自治法上あり得ない」と説明。市は「合併時に、旧市町村にあった基金の条例制定漏れではないか」としているが、同事案は合併後に関係部局で把握されていたものの、責任の所在があいまいなまま、事実上放置されてきた。(伊集竜太郎) また、条例がない「基金」の一つから3600万円が支出されており、使途について17日までに市の内部で把握されていない。市は四つの「基金」の地方自治法上の位置付けや、支出が適切かなども確認できていないという。 市では現在、担当と思われる部署で、旧市町
東京・霞が関の経済官庁に勤めるキャリア官僚が、「大饗膳蔵(おおあえぜんぞう)」というペンネームで料理本を書き上げた。『新・霞が関料理日記』(恵友社・1500円)と題するこの本を単なる料理レシピとあなどってはいけない。史書を読み、任侠(にんきょう)映画にはまり、史跡巡り…。そんな著者の週末ライフもつづることで、余暇の過ごし方を提示し、読者の知的好奇心も刺激する。激務に耐えるサラリーマンも、ストレス解消のヒントが見つかるだろう。 同書は4年前に刊行された『霞が関料理日記』の第2弾。勤務先の広報誌に連載した身辺雑記と料理レシピが好評となり、2冊の単行本にまとめられた。 50代の著者が“週末料理人”になったのは、九州勤務から東京に戻ってきた30代後半。「地方では週末ごとに日帰りで温泉に行き、手軽に安くうまいものが食べられた。ところが、東京では…」。都内のレストランは高いし、週末の楽しみがない。なら
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く