タグ

真正性の水準に関するtikani_nemuru_Mのブックマーク (8)

  • [書評]これからの「正義」の話をしよう いまを生き延びるための哲学(マイケル・サンデル): 極東ブログ

    「これからの「正義」の話をしよう いまを生き延びるための哲学(マイケル・サンデル)」(参照)をアマゾンで注文したとき、発送は随分遅れるとのことだった。発売日には来なかった。が、翌日来た。昨日である。読みやすく面白い。昨晩熱中して半分読み、今日後半を読み終えた。政治哲学をこれだけわかりやすく説明する書籍は希有ではないか。高校生や大学生には社会を考えていく上で是非お勧めしたい。 書巻末謝辞を見ると、「書は講義として誕生した」とある。講義は「ハーバード白熱教室」というタイトルで現在、NHK教育放送中らしい。私は見たことがない。英語のままであれば「Justice with Michael Sandel」(参照)で見ることができる。もっと小さなクラスの講義かと思ったら、大講堂での講義である。 政治哲学というと厳めしいイメージがあるが、サンデル教授は卑近な例、日常的な問題、社会ニュースの話題など馴

    tikani_nemuru_M
    tikani_nemuru_M 2010/05/31
    リバタリアニズムにもいろいろあって、ミヤダイがいっているのはメリケン的な倫理的リバタリアニズムのような気がする。共同体主義(的なもの)に対するバクーニンの罵倒が痛快だった。どこで読んだっけ・・・
  • なぜ日本人は自由競争も所得再分配も嫌うのか? - Baatarismの溜息通信

    かつてこのブログで、日人は市場における自由競争と政府によるセーフティネットの双方に対する信頼が低いという話を取り上げたことがありました。このような傾向は、主要国では日だけに見られるようです。 「不可解な世論」について考えてみる - Baatarismの溜息通信 この話を取り上げていた経済学者の大竹文雄氏は、近刊の「競争と公平感」でも真っ先に(第一章第一節で)この問題を取り上げています。 競争と公平感―市場経済の当のメリット (中公新書) 作者: 大竹文雄出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2010/03/01メディア: 新書購入: 19人 クリック: 460回この商品を含むブログ (107件) を見る このの中で、大竹氏は日に市場競争と政府による再分配政策の双方を嫌う特徴が生まれた原因として、お互いをよく知り監視してきた狭い社会でのみ助けあいをしてきたためではないかと推測し

    tikani_nemuru_M
    tikani_nemuru_M 2010/05/24
    分析には特に異論なし。問題は、近代社会においては「内集団」なるものの存在すら幻想であるということ。幻想の「内集団」の典型が「民族・国家」だったりして、在特会は内集団びいきでがんばっているのであった。
  • 「僕なんか彼女を殴ったりできないよ」 - 信田さよ子blog

    カウンセラーとしての日々の仕事から解放され、信田さよ子が自由に深夜の想念を綴るMidnight Blog 2010年05月20日 「僕なんか彼女を殴ったりできないよ」 先日TBSラジオ「Dig」に出演したことはすでに書いた。 そのときの反応(これはいろいろな手段でつかんでいる)についての違和感を述べよう。 冒頭で、DVは男性から女性への暴力って言っていいんじゃないか、とガツンとかました発言をした。もちろん、女性が男性を殴る例もあるし、それで男性が困ってカウンセリングの訪れることもある。 しかし、最近頻発しているDV殺人、保護命令の状況をみても、やるがわ(加害者って言おう)は圧倒的に男性だ。まして中年以降、生活をほとんど夫の経済力に依存せざるを得なくなってからのDV問題は、男性から女性に対してが圧倒的に多い。 デートDVを毛嫌いしてしまう理由は、結婚、出産を経て、徐々に男女の役割分担

    tikani_nemuru_M
    tikani_nemuru_M 2010/05/20
    弱さを責めても仕方がないが、弱さに逃げ込んだり開き直らないことが大事だろう。暴力に圧倒的な性差があることは紛れもない事実だ/↓弱さをスポイルする秩序ね
  • 「共振する世界の対象化に向けて」(メモ) - Living, Loving, Thinking, Again

    承前*1 土曜日、成城大学で開かれたシンポジウム「共振する世界の対象化に向けて−グローカル研究の理論と実践−」*2を聴きにいく。とはいっても、午前中に行われた川田順造先生の基調講演は聴くことができず。以下若干のメモ。 大谷裕文氏の報告。glocalization研究の系譜。先ず、グローカリゼーションの核心として、「資」の問題を外すことはできないという。起点としてのスチュアート・ホールのglobal/local概念。CSの社会人類学に対するインパクト。トンガの人類学者Epeli Hau'ofaの研究/実践。「海の彼方からの資作用」による「互酬性」の崩壊。グローバル化への対抗としての「海洋文化論」−−「リージョナルな海洋政治イデオロギー/アイデンティティ」の提唱。ニュージーランドの経済学者、Geoffrey Bertramの「MIRAB経済論」。MIRABとはmigration(移民)+

    「共振する世界の対象化に向けて」(メモ) - Living, Loving, Thinking, Again
  • NHK「ハートをつなごう 性暴力被害特集」 - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)

    昨日、今日の二夜連続で、NHKが性暴力被害についての番組を放映した。 教育テレビ 1月25日(月)、26日(火) 午後8時〜8時29分 http://www.nhk.or.jp/heart-net/hearttv/ 『ハートをつなごう』ではこれまで摂障害、自傷癖などさまざまな依存症に悩む人たちの声を取り上げてきました。その背景には何があるのか。生きづらさを切々と訴える多くのメールにある共通項があることに気付きました。それは“性暴力被害”の経験があるということです。“信頼していた友人からレイプされた。”“子どものころ、父親から性器を触られた。”“職場の上司から毎日、セクハラを受ける。うつになった…。”最近の調査だと女性のおよそ8割が被害を受けた経験があると言われています。男性も決して少なくないそうです。被害を受けた人たちは何に苦しみ、何に悩むのか。彼女・彼らを支えるために何が必要なのか。二

    NHK「ハートをつなごう 性暴力被害特集」 - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)
    tikani_nemuru_M
    tikani_nemuru_M 2010/01/28
    人を救うのは結局は共同性であるということか。人を殺すのも共同性だがな。
  • Why Humans Cooperate - まとまり日記

    Why Humans Cooperate: A Cultural And Evolutionary Explanation (Evolution And Cognition Series) 作者: Natalie Henrich,Joseph Henrich出版社/メーカー: Oxford University Press, U.S.A.発売日: 2007/06/27メディア: ペーパーバック購入: 1人 クリック: 5回この商品を含むブログ (2件) を見るというを読んだ。前のEvolution for everyoneに引き続き授業の関係。 人間の協力行動について進化の観点から説明する。「進化」といっても、著者は、コスミデス&テュービー流の進化心理学や人間行動生態学ではなく、二重継承説(Dual Inheritance Theory, DIT)の立場に立つので、生物進化だけでなく文

    Why Humans Cooperate - まとまり日記
    tikani_nemuru_M
    tikani_nemuru_M 2009/12/07
    遺伝子・文化共進化の立場から協力行動を論じた書籍。「直接的互恵性に基づく協力行動は集団が大きくなるにつれてフリーライダーに浸食され、幾何級数的に減少する」そりゃそうだろうな。
  • C・ダグラス・ラミス『ガンジーの危険な平和憲法案』を読む|2009-11-05 - 小田亮のブログ「とびとびの日記ときどき読書ノート」

    C・ダグラス・ラミス『ガンジーの危険な平和憲法案』集英社新書、2009年8月刊 Isbn:9784087205053 不思議なでした。 ガンジーの独立についての構想の異様ともいうべきラディカルさは、今回のこのではじめて知りました*1。それだけでもこのは読む価値があります。ガンジーが考えていた「独立=自立」とは、インドの70万の村ひとつひとつを自立した共和国にするというのですから。 想像してみてください(ジョン・レノンみたい)。70万の共和国! そのひとつひとつが主権をもちます。たとえ、村が集まって「タルカ」をなし、タルカが集まって地域をなし、地域が集まって州をなし、州が集まって連邦をつくるとしても、州や連邦に権限や強制力はなく、村のために助言と提案をするだけ。あくまでも主権をもった村=共和国が全インドを埋め尽くす。すごい。 ガンジーは、インドの村の平均人口が400人くらいと言っていま

    C・ダグラス・ラミス『ガンジーの危険な平和憲法案』を読む|2009-11-05 - 小田亮のブログ「とびとびの日記ときどき読書ノート」
    tikani_nemuru_M
    tikani_nemuru_M 2009/11/06
    ガンジーがこんなによいイカレ具合とは知りませんでした
  • 「二重社会」の視点から内山節さんの著作を読む - 小田亮のブログ「とびとびの日記ときどき読書ノート」

    「二重社会」ないしは「社会の二層性」という視点から、内山節さんの著作を読み直してみたいと思います。これは、二重社会論・社会の二層性論を明確にするための作業でもあります。 その前に、「二重社会」ないしは「社会の二層性」という視点について、ここで簡単にまとめておきましょう。二重社会は、レヴィ=ストロースのいう真正な社会と非真正な社会という、二つの社会の様相の基的な区別からの帰結です。この区別は、レヴィ=ストロースのことばを使えば、「3万の人間は、500人と同じやり方では一つの社会を構成することはできない」という、いたって単純なものです。この単純さが重要です。たとえば、この単純な区別は、近代になって、貨幣や行政や議会やなどの媒介によるシステムがローカルな共同体の内部にまで入り込んでくるようになってからも維持されます*1。 レヴィ=ストロースは、シャルボニエとの対談で、議会という制度を例にして、

    「二重社会」の視点から内山節さんの著作を読む - 小田亮のブログ「とびとびの日記ときどき読書ノート」
  • 1