ゆるキャラ特需、着ぐるみ業界救う : 経済ニュース : マネー・経済 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）折からのゆるキャラブームで、着ぐるみ業界が特需に沸いている。 バブル崩壊後、苦境が続いていただけに、キャラクターたちはまさに救いの神々だ。 「夢が壊れる」と、キャラクターの〈出生地〉を秘密にするケースも少なくないが、テレビ局やイベント会社が集まる大阪は、着ぐるみの一大生産地だ。 大阪市淀川区の「リップ」は、朝日放送のバラエティー番組「あっちこっち丁稚」に登場していたセントバーナード犬「伝次郎」を製作した老舗。手がけたプロ野球・阪神タイガースのマスコット「トラッキー」が連続バック転を決めたことから動きやすさなどの製作技術が注目を浴びた。 イベント部門を持ち、遊園地などで着ぐるみや戦隊ヒーローショーを開催していたが、バブル後は遊園地やテーマパークが次々と閉鎖。収益が落ち込み、従業員が辞めていった時期もあった。 しかしここ２、３年のゆるキャラブームで、着ぐるみの注文が３割ほど伸びた。兵庫県の「は
