「社会的な反響が大きかった。予備校生が一時的に姿をくらましたことも(逮捕の)要因」。男子予備校生逮捕を発表した3日の記者会見で、京都府警の棚上誠治朗・捜査1課長は、カンニング行為で逮捕に踏み切るという異例の事態について、こう説明。「難しい事件。前例がありませんから」とも述べた。 棚上課長は、捜査員の話として、予備校生が逮捕の瞬間に少しほっとしたような表情を見せ、「すごく反省しています。ご迷惑をかけて申し訳ありません」と話したことを紹介。 また、インターネットの質問サイトで使ったハンドルネーム「aicezuki」が話題になっていることについて、「こんなところまで報道されるとは」と驚いた様子だったという。