宇宙ごみにとりつける「導電性テザー」を持つ日東製網の尾崎浩司さん=広島県福山市、吉田写す 人工衛星の残骸など、地球の周りに増え続けて問題化している「宇宙ごみ」に、長さ数キロの「網」をつけて大気圏に突入させ、燃やしてしまおうという試みが、広島県の老舗漁網メーカーと、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の間で進められている。 昨年創業100周年を迎えた「日東製網」(福山市)がJAXAと共同開発中の「宇宙ごみ除去システム」。 まず、金属で編んだ長さ数キロの「導電性テザー」と呼ばれる細長い網を「捕獲衛星」に積み、ロケットで打ち上げる。軌道に乗った後、衛星のロボットアームを使って宇宙ごみに網を取りつけ、アームの先端を切り離す。 網は地球のまわりを周回することによって電気を帯びる。これが地球の磁場と影響し合って、徐々に高度を下げさせる力となり、大気圏にごみごと再突入して、最終的に燃え尽きるとい
スペースシャトル「ディスカバリー(Discovery)」が離れた後の国際宇宙ステーション(International Space Station、ISS)(2009年9月8日撮影、資料写真)。(c)AFP/NASA 【7月25日 AFP】ロシア・モスクワ(Moscow)の郊外にある国際宇宙ステーション(International Space Station、ISS)コントロールセンターの関係者が23日、インタファクス(Interfax)通信に対し、中国が2007年にミサイルで破壊した気象衛星の破片が国際宇宙ステーションに接近していると語った。 この関係者は破片はISSにとって危険な軌道をとっているが、ISSが回避運動をとるには遅すぎると語り、軌道計算で破片がISSに極めて接近することが分かれば、ISS滞在中の6人の飛行士に、ISSにドッキングしているロシアのソユーズ(Soyuz)宇宙船に避
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