NTTドコモは、スマートフォンの契約者数が伸び悩む中、巨額の資金でJリーグ=日本プロサッカーリーグの放映権を獲得したイギリスの動画配信大手と提携し、Jリーグをはじめとするスポーツ中継の分野に参入する方針を固めました。 パフォームは、総額およそ2100億円で、今シーズンから10年間、Jリーグの放映権を獲得し、配信サービスでJ1からJ3までのリーグ戦全試合をインターネットで中継する予定です。 両社の提携では、ほかにもパフォームが手がけるアメリカの大リーグや、サッカードイツ1部リーグなど、国内外およそ130種類のスポーツの試合をドコモの利用者には、通常よりも料金を大幅に割り引く形で配信するということです。 ドコモとしては、スマートフォンの契約者数が伸び悩み、取り巻く環境が厳しくなる中で、契約者を囲い込む狙いがある一方、パフォームはドコモの利用者を通じて加入者を広げる狙いがあるものと見られます。
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