GoogleとMozilla Foundationの意見の相違によって、かつては人目につかなかった議論が、ウェブビデオを見る人たちやウェブビデオを自分のサイトでホストする人たちにとって、現実的な問題となりつつある。 Google傘下のYouTubeは先週、HTML 5ビデオの初期サポートを発表した。HTML 5ビデオは、ウェブページに直接組み込むことができ、Adobe Systemsの「Flash Player」やMicrosoftの「Silverlight」、Appleの「QuickTime」といったプラグインがなくても、ブラウザで閲覧することができる。同じくウェブビデオサイトであるVimeoもこれに追随した。 ウェブページ上のネイティブなビデオというのは、良いことのように聞こえるし、多くのウェブ企業が幅広くその動きを支持している。しかし細部には1つ大きな問題がある。それは、まだ開発途上