現在のマスメディアにおける嫌韓ブームを引っ張っている書き手に室谷克実という人がいる。去年『悪韓論』と『呆韓論』という新書を出して、何十万部というベストセラーになった人だ。 駅のキヨスクなどで、嫌韓の見出しを大々的にぶら下げている「夕刊フジ」という新聞があるけれど、その夕刊フジに重用されているのが、室谷克実氏だったりする。 悪韓論 (新潮新書) 作者: 室谷克実 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2013/04/17 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (11件) を見る 『悪韓論』のほうは、僕も買って読んだ。 この本は、日韓関係について論じたものというよりは、韓国社会そのものについて、歪んだ学歴社会であるとか、格差社会であるとか、売春が盛んだとかいうことを書いた本だったけれど、僕にとっては全部、どこかで読んだことのあるような話だった。 それもそのはず、この本の主張の根拠になってい
![嫌韓の情報ソースは韓国の新聞の日本語版サイトという皮肉 - 青空研究室](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/6336c53987645c8a5978ee681001254ed0c08374/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2Fy%2Fymitsuno%2F20140315%2F20140315042155.jpg)