フロッピーディスク――とても懐かしいメディア。 ワープロを使っていた頃から、文書データ保存でお世話になっていた。 パソコンの時代になっても、データ保存にはもちろん、OSソフトもフロッピーに入っていたりして。なくてはならないメディアだったが、それは昔のこと。今や、ほとんど使わなくなったし、見かけなくなった。 そんな折、「最後のFDD注文受付 2010年12月25日まで」(リンクスインターナショナル)というニュースリリースの見出しが出現。フロッピーディスクの読み・書き込み装置がとうとうなくなるのか。そこで是非、フロッピーの現状のニーズについて聞きたくたったので、同社に問い合せてみた。 ――最近のFDD(フロッピーディスクドライブ)の売れ行きはどうか。 「世界的に需要がなくなり、国内でも需要はかなり少なくなっていると感じています」 ――では、そのわずかに残っている需要先は。 「企業の古い設備で、