地上とは思えない絶景…近くて遠いカムチャッカ半島のウゾン・カルデラ火山 日本から近い距離に位置するものの、なじみは少ないカムチャツカ半島。17世紀末にロシア人が入植するまではアイヌの人々も住んでいた土地です。 富士山より標高の高いクリュチェフスカヤ山や、世界遺産にも登録されている火山群があるなど、豊かな自然に恵まれています。 その火山群のひとつ、ウゾン・カルデラ(カルデラとは火山活動によって生じた巨大な窪地)の素晴らしい風景をご紹介します。 カムチャツカ半島の場所は千島列島の北東。冷戦期には米国に最も近いソ連領だったため、軍事地帯として1990年まで外国人が立ち入ることは出来ませんでした。 目の覚めるような青色。 約30万年前は3千m級の円錐火山が存在していましたが、その後の噴火活動により約4万年ほど前に火山は崩壊し、現在のクレーターのように直径10kmの外輪山に囲まれたカルデラとなったそ