大阪・岸和田市などで防波堤で釣りをしていた人が海に突き落とされ、けがをした事件で、警察は大阪府内の男子中学生4人がかかわったとして補導し、このうちの3人を児童相談所に送りました。中学生は「海に落ちて驚く顔を見て楽しもうと思った」などと話しているということです。 警察は周辺の防犯カメラの分析などから、大阪府内に住む13歳の中学2年の男子生徒3人と12歳の中学1年の男子生徒の合わせて4人がかかわったとして補導し、このうちの3人を児童相談所に送りました。 4人は同じ中学校に通う友人で、警察によりますと2日前から計画し、「海に落ちる瞬間の驚いた顔や溺れる顔を見て楽しもうと思った」などと話しているということです。 現場の忠岡町の防波堤で釣りをしていた75歳の男性は「こういう事件が起きるのは怖いです。突き落としたのが中学生だったのは残念ですが、捕まってよかった」と話していました。