文部科学省は15日、学校法人「加計学園」(岡山市)が獣医学部新設を計画している国家戦略特区を巡る文書の多くが省内に存在していたとする追加調査の結果を明らかにした。民進党などが指摘した19の文書のうち、「官邸の最高レベルが言っていること」と書かれたものなど14の文書と同内容の文書が確認できたとしている。松野博一文部科学相は同日午後の記者会見で、5月の調査で見つからなかった文書の存在が確認された
安倍晋三首相の友人が理事長を務める学校法人「加計(かけ)学園」が国家戦略特区に獣医学部を新設する計画をめぐり、文部科学省が内閣府から「総理のご意向」などと言われたとする文書について、松野博一文科相は19日、「該当する文書の存在は確認できなかった」とする調査結果を発表した。一方、民進党は「恣意(しい)的で、結論ありきの調査だ」と反発。文書がないことが確認されたものではないとして再調査を求める。 文科省の調査は、獣医学部設置に関係する高等教育局長や大臣官房審議官、専門教育課長ら7人に対して行われた。民進党が国会で示し、同省に提供した文書8枚に加え、具体的な日付や内閣府、文科省の職員の実名が入った文書を報じた朝日新聞の記事を提示したうえで、19日に1人当たり約10~30分程度聞き取りをした。電子データについては、専門教育課の共有フォルダーだけを調べた。 文科省によると、文書を作ったことがあるか、
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