「大学は学生にしっかり勉強させろ」という経団連の中西会長の発言が波紋を呼んでいます。これに対して、「学生の学業を軽視しているのはむしろ企業側では」と指摘するのは、米国在住の作家で教育者でもある冷泉彰彦さん。冷泉さんは自身のメルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』で数々のその「証拠」を提示し、中西発言の矛盾を突いています。 大学生の学業を軽視しているのは企業側ではないのか? 経団連の中西宏明会長は9月25日、定例記者会見で「就活のあり方に疑問」があるとして、次のような発言を行ったそうです。 現在の大学教育について、企業側も採用にあたり学業の成果を重視してこなかった点は大いに反省すべきである。学生がしっかり勉強し、企業がそうした学生をきちんと評価し、採用することが重要である。 学生がしっかり勉強するよう、大学には有意義な教育を実施してもらいたい。 中西会長は、日本人学生が諸外国の学生と比べてあま
![勘違いにも程がある経団連会長「学生はもっと勉強しろ」発言の何様 - まぐまぐニュース!](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/4bce6044feb86c36882d9e4f8607a1692d9dea54/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.mag2.com%2Fp%2Fnews%2Fwp-content%2Fuploads%2F2018%2F10%2Fshutterstock_1010171056.jpg)