(CNN) 米ミズーリ州セントルイス郊外の小学校で、「許容できない」水準の放射性物質を検出したとする報告書が発表された。汚染の原因となった廃棄物は、原爆を開発・製造した1940年代のマンハッタン計画にさかのぼる。地域住民は、さまざまな疾患や疾病、死亡に関係しているかもしれないと不安を訴えていた。 ボストン・ケミカル・データ社が独自にまとめた報告書によると、同州フロリサントにあるジャナ小学校の至る所で、「許容できない」水準の放射性物質が見つかった。 「ジャナ小学校は、同地の住宅や施設、事業所の多くと同様に、コールドウォーター・クリークに面している。この水路は、第2次世界大戦の直後に始まった廃棄からの放射性廃棄物の漏出によって汚染され、今に至るまで除染されていない」。報告書の筆者、マルコ・カルトフェン氏はそう記している。 カルトフェン氏はCNNの取材に対し、同クリークの汚染はマンハッタン計画の