タレントやモデルとして勧誘された若い女性たちが、本人の意に反するかたちでアダルトビデオ(AV)への出演を強要されている――。そんな被害の実態をまとめたNPO法人ヒューマンライツ・ナウの調査報告書が3月上旬、大きな注目をあつめた。 だが、この報告書をめぐっては、AV業界関係者からインターネット上で疑問を呈する声があいついだ。現役AV女優のかさいあみさんはツイッターで「無理やり出されてる人一人も見た事ないのですが」とつぶやいた。 元AV女優の川奈まり子さんも、フェイスブックに「AV業界が悪くなってるってことはありません」「年を追うごとに良くなっていってるので、なぜ今、こういうふうに糾弾されるんだろう?と不思議に感じました」と投稿した。 川奈さんは引退後、実話怪談や官能、ホラー小説などの作家として活動している。AV監督の溜池ゴローさんが夫ということもあり、現在も業界の内情にくわしい。今回の報告書
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