電話の交換を皆様が御満足する様にするには、交換手の作業ばかりでなく 機械や線路の完全なことと電話を使用なさる方の扱方が大変関係致しますから 電話を御使用なさる方はよく此記事を御覧置を願います 局を呼ぶときは受話器を耳にあてますと交換手が「何番へ」と問いますから 直ぐ相手の局名番号をハッキリ告げて下さい (相手方が話中の時は「御話中」と答えますから暫くして又御呼下さい) 加入者の過失で相手の番号を間違えた時は有料になりますから 前以てよくお調べを願います、尚疑わしい番号は本局五千番へお問合せ下さい 四、七、九等はよく間違い易いものですから次の様に呼んで下さい 四千二百九十七番(ヨンセンフタヒャクキウジウナナ) 又「一〇」は「トウ」「二」は百位以上は「フタ」と呼んで下さい 例 千百十番(センヒャクトウバン) 二千二百二十二番(フタセンフタヒャクニジウニ) 呼ばれたらベルが鳴りますから直に受話器