海底下の岩石に微生物密集 「腸内」並み、火星にも?―東大など 2020年04月02日18時22分 海底下の岩石から見つかった微生物の蛍光顕微鏡図。緑色が微生物細胞、オレンジ色が粘土鉱物(東京大提供) 海底地殻から採取した玄武岩の亀裂内部で、1立方センチ当たり100億程度の微生物が生息しているのを発見したと、東京大と海洋研究開発機構の研究チームが発表した。人間の腸内並みの密度といい、玄武岩で覆われている火星でも、類似の生態系が存在する可能性も示唆しているという。論文は2日、国際科学誌コミュニケーションズ・バイオロジーに掲載された。 「フォボス」着陸正式決定 火星衛星探査計画―JAXA 海底の大部分は、海底火山から噴出した溶岩が固まった玄武岩に覆われているが、ほとんどは1000万年以上前に形成されたため、多くの微生物が生息できるエネルギーは残っていないと考えられてきた。 東京大の鈴木庸平准教授
静岡県沼津市の内浦湾に1970年代にあった海底ハウスの上部構造が、湾内の水深18メートルの海底で見つかった。基礎部分から切り外され、魚礁として再利用されたとの情報はあったが、所在が分からなくなっていた。今では多くの魚がすみついていた。 当時を知る人から聞き取るなどして湾内を探していた水族館「伊豆・三津シーパラダイス」のスタッフが今月、発見。内浦漁業協同組合の協力でシーパラダイスのスタッフ2人、現地ガイド、カメラマン、記者の5人で潜り、調査した。 調査した日の水温は16度で透明度が高く、潜降を始めてすぐに大きな構造物が見えてきた。縦約4メートル、横約15メートル、高さ約3メートルの箱状をしている。下部は泥の海底に埋まりかけている。近づくと壁面に窓が並ぶ。写真で見た「海底ハウス歩号二世」に間違いない。さびてはいるが、当時の姿をそのままとどめている。表面をウミトサカやキサンゴが彩り、時の流れを感
氷河期時代に存在した「森」がメキシコ湾の海底にそのまま残っていることが、2004年に到来したハリケーンによって明らかになりました。何万年も経ているにも関わらず、木々は形をしっかり保ち、陸地に持ち帰ると「まるで今切ってきたばかりの木片」のような樹液の香りがしたとのこと。海底の森は現在では海の生き物たちのすみかとして機能しているのですが、なぜ古代の森が海底に沈んでいたのか、一体どれほど昔のものなのかなど、研究者たちの取り組みがYouTube上で約30分のムービーとして全公開されています。 The Underwater Forest - YouTube アメリカ南部・アラバマ州の陸から約24km沖、メキシコ湾の水深約18メートルのところには「森」が存在します。 海底には切り株が沈んでいます。 切り株の中には、泥の中にまだ根付いているものもあります。何千もの木々は、今から5万年前、エジプトでピラミ
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