最近、「NHKのせいでワンセグスマホが減った」との投稿をTwitterで見かける機会が多くなった。 地上波テレビ放送のデジタル化に伴い、2006年に始まった携帯電話・カーナビ向けのワンセグ。1チャンネル6Mhzの帯域幅を13個のセグメントに分割するデジタル放送に対し、そのうちの1セグメントを用いて放送するのがワンセグだ。しかし、昨今のスマートフォンの多くがこのワンセグに対応しない。 考えられる理由の1つにNHK受信料が挙がる。 最高裁は2019年に、ワンセグ機能付き携帯電話の所有で、NHKと受信料契約を結ばなければならないか否か、という訴訟の上告審で「契約義務はないと訴えた原告側の上告をいずれも退ける」との判決を下した。ワンセグチューナー付きの携帯電話を持っているだけで、NHK受信料の支払い義務が生じるということだ。 この年を境にワンセグチューナーを搭載したスマホは激減した。 2021年1
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