JR西日本は4日、京阪地区と和歌山方面を結ぶ特急「くろしお」の新型電車を報道関係者に公開した。 試運転を経て、来年7月から約50両を導入し、現行車両も併用する予定。 すでに特急「こうのとり」(新大阪~城崎温泉)に使われている「287系」。白を基調に青のラインが入ったデザインは大きく変えず、授乳などに使える多目的室や車いす対応トイレを整備し、衝突時に乗客が受ける衝撃を半減させる構造になっている。
JR西日本が来年3月、阪神間と丹波、但馬を結ぶ特急「北近畿」(新大阪‐城崎温泉)の名称を「こうのとり」に変える方向で検討していることが7日、分かった。春のダイヤ改正と新型車両の投入に合わせた改称。但馬の空を舞うコウノトリにちなみ、自然豊かな沿線のイメージを高めて利用増を目指す。 「北近畿」は1986年11月、宝塚‐城崎(現・城崎温泉)間の電化に伴い導入された。新大阪から大阪、尼崎を経て福知山線、山陰線を走り、城崎温泉までを2時間50分前後で結ぶ。国鉄時代に製造された183系車両を用い、現在上下計21本を運行している。 名称の変更は、コウノトリの野生復帰事業に取り組む豊岡市などが要望していた。豊岡駅が来年3月、コウノトリが羽ばたく姿を表現した新駅舎に建て替えられるほか、同時期から、白い車体が特徴の287系計46両を順次投入することから、改称を検討したという。 一方で、北近畿エリアを走る特急の
半世紀近く大阪と北陸方面を結んだJR西日本の特急「雷鳥」の愛称が来春、消える。 現在、1日1往復(大阪―金沢)している旧型車両が新型車両に変わり、名前も「サンダーバード」に統一されるためで、ファンからは惜しむ声が上がっている。 「雷鳥」は立山連峰に生息する特別天然記念物のライチョウから名付けられた特急で、1964年12月、大阪―富山間で運行開始。観光客や登山客らが利用、往時は1日19往復した。 97年には新型車両の「サンダーバード」が登場。「雷鳥」は今年3月から1日1往復となり、「サンダーバード」は4往復増えて22往復になっている。 こうした動きとは逆に、最近は長年親しまれながら廃止された特急の愛称が復活する動きも。東北新幹線を来春から走る新型車両に「はやぶさ」が、また来春から九州、山陽新幹線を直通運転する車両に「さくら」の名が付けられた。 日本山岳会関西支部長の重広恒夫さん(62)は「学
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